涼しい

 2月5日、雪

 2日、3日と暖かくて15℃ぐらいあったので汗だくでジテ通していたが、4日、5日と冬が戻った。

 今朝の外気温2℃。

 帰宅後の外気温-0.6℃

 冬用のサイクルウェアで出かけると15℃もあると暑くてたまらず、ウィンターグローブも外して走りたくなるのだが、我慢する。

 なぜかというとグローブをするのは防寒の為だけではなく、落車した時に手に怪我をするのを防ぐためでもあるからだ。擦過創や裂創を受傷してしまうと仕事に困るんだ。

 なので今は2℃ぐらいがちょうど良い。

 そう、そのぐらいが涼しくてちょうど良い。



 冬でも雨でもジテ通していると体は鍛えられるのだが、バイクが傷む。

 例えば、3週間前からヘッド周りからまた異音がするようになった。

 坂を登る時にハンドルを引きつけるとパキパキ、コキコキと嫌な音がする。

 段差を超える時も、バキッと音がする。

 気にしなければ良いのだろうが、非常に気になる。

 激坂を下っている時にどっかのボルトが外れたり、折れてバラバラになるんちゃうかと思いながら走るのは非常に怖い。

 そこで、先々週末にヘッド周りのボルトをすべて外してクラックの無い事を確認してから締め直したが改善しなかった。

 なので、先週末に真面目に分解整備を行った。

 ステムを外してフロントホークを引き抜いてグリスをすべて拭き取って砂も除去してピカピカに磨いた。

 グリスがなんだか腐っているような色になっていたし、水が中に入っていた。ベアリングにも砂が付着していたので奇麗に磨いた(もっと本気の整備をするのなら”ベアリング”の”分解整備”をする必要があるのだが今回はやめておいた)。

 グリスを駆動部と連結部に奇麗に塗布し(水が入らないようにと願い多めにしたがどうだろう・・・)、組み立てた。

 そして今週。

 完璧。

 異音もしないし、段差を乗り越えた時の挙動も良くなったような気がする。さらに、前に進むようになった気さえもする(チェーンやディレーラー、プーリーも整備したからかな)。

 これで不安を感じる事無く、前に進める。

 前に進む為には出来る事、するべき事をしなければならない。

 8年落ちのこのロードバイク。こいつに命を預けているわけだ。

 もうちょっと頑張ってもらわないと。