家事な一日 - 自転車馬鹿の外科医のブログ

　12月13日、ミネソタ晴れのち曇り。最高気温-9℃、最低気温-14℃。

　今日は暖かいねー。って感じるようになってしまった。

　昼間は日が差していて、ステートパークに行きたかったのだけれど、この気温で雪道を歩けるだけの装備を持っていない。子供たちは校庭でも遊べるようにとすでに冬用フル装備をそろえてある。しかし、私はまだ持っていない。ウィンターブーツとウィンターパンツがない。これを近いうちにそろえたいと思う。

　さて、そんなわけで遊びに行かず、ひたすら家事をする。

　まず、子供たちがチョコレートミルクをこぼしたのでHoover Steam Vacを出動させる。このHoover Steam Vacは洗剤を散布してブラシでこすりそして汚れとともに洗剤を吸引するカーペットクリーナー。最近玄関付近のカーペットが汚れてきていたのでついでにそこも掃除したら、吸引した液が灰白色ににごり、砂も混ざっていた。室内は土足禁止にしているものの、玄関付近はどうしても汚れてしまうので時々、掃除が必要。

　そしてアルマダの洗車。金曜日の夜に洗車したばかりだが、昨日出かけて、車が白く汚れている。洗車スペースに先客がいるだろうと思っていたが、誰も使っていなかった。誰も洗車をする気無いのかな・・・・、と思いながら洗車をしていると、男性がやってきて　”あとどれぐらいで終わりますか？”　と聞かれたので”　30分ぐらいです”　と答えた。その時すでにほとんどボディーは洗い終えていたので、なんでそんなにまだかかるんだろうと思われたことだろう。だって、エンジンルームを磨き、車内を掃除したらそのぐらいはかかるんだよ。

　そして次。

　加湿器の掃除。および晩御飯作り。

　超音波式の加湿器を使っているため、1週間に一度、消毒しないといけない。

　まずは析出した鉱物を除去する。

　使用するのはこちら、キッチンペーパーとホワイトビネガー（お酢）。本当はビネガーはくさくて嫌なのでクエン酸を使いたいのだが、近所のスーパーやドラッグストアーでは見つけられなかった。ホワイトビネガーはとっても安くて、どこでも売っているのでこれを使う。もともとは食用の酢である。

　こんな感じで20分間放置する。酢は原液を使用する。

　ざらざらだったscale（湯垢）が溶け出し、ぬるぬるしてくるのでそれをふきとる。

　そしてタンクを消毒する。これには希釈した漂白剤を用いる。説明書にはタンクの内部を漂白剤を用いて消毒するように書いてあるが、それだけではタンクの外にある、超音波ミストの通り道を消毒することは出来ないので、バスタブに希釈した漂白剤をためてタンクごとつけて20分放置する。これを行うと、タンクの内部およびミストの通り道に付着したバイオフィルムが浮き上がってくるのでなんどもお湯ですすいで洗って終了。ついでにバスタブも洗う。

　この漂白剤を用いた消毒はラボでも一般的な手法として用いられている。なので研究者の皆さんはよくご存知でしょう。もっとも、今の職場では物品の消毒や滅菌はアルバイトの学生諸君がしてくれている。いつもありがとね。

　漂白剤は当然、服についたら色が落ちてしまうので注意。それと皮膚に対しても障害性があるので使用後は十分に手を洗いましょう。

　そして晩御飯の一品、スープ作り。それ以外の品は妻が担当。私は自分の作りたい料理だけを作ればよいので非常にお気楽な立場である。

　実は先日、レストランであるスープを飲んだのだが、どうもその味が納得いかなかった。こんなもんなのかな？と。

　なので自分で作ってみましょう。日本にいた頃はこんなもんを作る時間も無く、疑問を抱えても解決することなく忘れるだけだったが、今は自分でその答えを見つけに行くことができる。

　たまねぎをにんにくとバターと炒めてあめ色にして、コンソメスープと一緒に煮込む。コショウと塩で味を調えてスープ皿に注ぐ。