PDPがwireless LANに与える影響

 12月14日、ミネソタ

 昨夜から雪が降っていた。朝、私の車には雪が5cm積もっていた。

 さて最近経験した無線LANに関するトラブルの報告。

 現在、Sony社製ポータブルゲーム機PSP(PSP-3000)に搭載されたロケーションフリープレーヤーを用いてインターネット経由で日本の実家においてあるロケーションフリー ベースステーションLF-PK20と通信を行い、同じく実家に設置してある某HDDレコーダーを操作し日本のテレビ番組(ただしアナログ地上波放送)を録画、視聴できる環境を構築している。
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 しかし、受信映像の画質が低下する、途切れる。場合によっては通信が完全に切断されるという症状が出現していた。これは以前にも見られたのだが、最近はその症状がひどくまともに視聴ができないことが多くなってきた。
 その原因のひとつとしてインターネットの通信速度の低下があげられる。これによっても受信映像の乱れが出現することはすでに確認されている。今回はそれ以外の原因としてプラズマディスプレイパネルPDPPanasonic Viera G10)がPSP無線LAN機能に及ぼす影響を検討したので報告する。

 上記の機器と無線LANルーターであるバッファロー社製WHR-G300Nを用いた。無線LAN規格はIEEE802.11g、ワイヤレスLANセキュリティーはWPA-PSK(AES)、インターネットプロバイダはCOMCAST
 1分以上、ロケーションフリープレイヤーの映像が安定していた場合は障害なし、そうでない場合(画質が悪化する、通信が切断される)は障害ありと判断した。なお、同位置において3回測定を行い、3回とも障害が出現した場所を障害発生領域と判断した。
 測定に先立ち、インターネットに有線接続されたデスクトップパソコンDELL inspiron530でインターネット通信速度を日本の某サイトを用いて測定し3Mbps以上の速度が出ていることを確認した。

 以下がその結果。
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 結語

 プラズマディスプレイパネルは無線LANに障害を及ぼす。無線LAN子機(今回の場合はPSP-3000)はプラズマディスプレイパネルから30cm以上はなれた位置での運用をお勧めする。



 まあ、突っ込みどころが多数の報告ではありますが、昨日の深夜1時間ぐらいかけてこんなことをやっていました・・・・・。