やっと1週間が終わった・・・・

 1月8日、ミネソタ曇り

 年明けだというのに、しょっぱなからすごい勢いで仕事が入った。

 月曜日、clinical。
 火曜日、実験
 水曜日、実験
 木曜日、実験

 毎日朝7時過ぎに集合して実験するって、ちょっとどうなの? と思いながら出勤していた。帰る時間も勤務時間を越える事がほとんど。そんな時に、例のメールで激怒し中ボスと討論。なんだかいきなりカタパルトで射出されたような気分。

 昨日(木曜日)も朝7時に集合した、はずだった。でも遅刻者多数。雪が降っていたため、みな少し遅れて到着したのだった。私はのんびりと温かい緑茶を飲みならが待っていた。昨日の仕事は他の部署から依頼を受けての仕事だった。
 それは非常に興味深い内容でどうなるのか結果が楽しみだった。しかし、その途中、通常ではありえないような大量の溶液を用いると言われ、その部署の若い研究者に”どう計算してその量を決めたんだい?” と聞くと、”分かりません。私は今まで一切実験内容を決定したことはありません。すべて私の中ボスが決めていますから” と言われた・・・・・・・。他の研究者に聞いても同様だった・・・・・。
 やっぱ、おかしいわここも。と思いながらも結果が楽しみで、同僚たちと楽しく仕事をしていた。しかし、午後になり、もうしばらくして一番面白いところが始まるというところで連絡が入った。
 ”今晩、脳死ドナーが出ます。貴方は早めに帰宅し休息を取った後、PM11時に集合してください” ・・・・・・・・・・。他のスタッフはそのまま実験を続ける。私は臨床のグループと一緒に夜中に仕事をする。この実験のいちばん面白いところが見れない。しかし、だからと言って帰宅せず働き続けたら、”彼には休憩は必要ないのか、ならこれからも働き続けてもらおう” ということにマジでなるので、おとなしく帰宅することにした。
 帰宅し、過眠をとる。過眠後、メールを確認したら、予定がかなり遅れていて集合は未明になるとのことだった。仕方がないので夕食をとり、風呂に入って連絡を待っていた。そして連絡が来たのは今日(金曜日)のAM5時だった・・・・・・・。まあ、こんなもんでしょう。暗闇の中、出勤し準備を始める。準備が終わっても、届かない。予定時刻からさらに1時間遅れて到着した。その待っている間に、自宅から持ってきていた冷凍食品をチンして朝食として食べた。ちなみに、昼ごはんとしてはスニッカーズ2本、これで560kcalになるので十分なエネルギー量だ。
 delay、delay、delayの連続であったが、結果は非常に良好であったので皆満足。

 そんなこんなで今帰ってきました。長い1週間だった。

 明日は土曜日、皆さんよい休日を!!

 屋根の雪かきをされる方、くれぐれも転落死しないようにお気をつけください。もしされる方は、頭部外傷を避けるためにヘルメットの着用をお勧めします。