吹雪の日にパンク修理
昼過ぎから激しく降り始めた雪。
風が強く、粉雪が横向きに降る。
そしてショッピングモールで買い物を少しして帰る時にタイア圧を確認すると。
うーん、変やな。ちなみに、上から左前輪、右前輪、右後輪、左後輪の圧を示している。
うーん、変やな。ちなみに、上から左前輪、右前輪、右後輪、左後輪の圧を示している。
そう、左後輪の圧だけが少し低くなっている。
自宅に帰り、ガレージでお湯をかけてタイア周辺の雪と砂を落としてから左後輪の状態を確認。
がーん、やっぱし・・・。
ねじが刺さっておるではないか・・・。
何もこんな時に刺さるなよ! ねじ!
見なかった事にしようか・・・。
どうも、それほど太くて長いねじではなさそうだ。なぜかというと空気の抜け方が非常に遅いから。極端な話、時々、空気を追加で入れれば特に困らない程度の抜け方。
しかーし、すぐに修理しておかねばならん。次のオーナーにこのまま売るなんて事は、車馬鹿の血が許さん。
ネットで検索し、近くのTire plusという名のタイア屋にいった。
受付のおっちゃんに聞く。
”ねじが刺さってパンクしてるんだけど、いくらで直してもらえますか?”
”32ドルです。”
”どれぐらい待ちます?”
”1時間か1時間半です。PM4時には閉めるのでそれまでには直りますよ。”
うーん、32ドル? 1時間半? 4時に閉めるから?
高いし、遅い。なんで日本の医者の時給よりも高いお金をパンク修理に払わないかんのじゃい!!!(こう考えてみても、やっぱり日本の医師の報酬は異常だ。パンク修理よりも安いって・・・。)
やーめた。自分で直そう。
こんな楽しい事を他人にさせて、しかも32ドル取られるってのは車馬鹿的にはあり得ない。
こちらが修理道具。
右から電動ポンプ、パンクした穴を塞ぐ道具、バルブキャップ。
右から電動ポンプ、パンクした穴を塞ぐ道具、バルブキャップ。
自転車の空気入れでも人力で空気を入れ直せるんだけどいったい何分かかるか計算する気にもならず、電動ポンプの一番安い物を購入。安いので普通車のタイア1本に空気を充填するのに14分かかると書いてある。
この3点で20ドルなり。これがあれば5回分のパンクが修理出来るのでお得です!!!
ちなみに、メーカー名はSlime。そう、スライムです・・・。
バルブキャップはなぜか買ってしまった・・・。青色が奇麗だったので・・・。
さあアパートのガレージに戻り作戦行動開始。
まずこちら、刺さっている木ねじ。
写真中央に写っています。
写真中央に写っています。
まず、ジャッキで左後輪を浮かせる。
本当だったら、タイアを外してから作業をするのだが十分作業出来そうな空間があったのでタイアは付けたまま作業。
タイアの空気を抜いてから木ねじを引き抜く。
こんなちっこい木ねじにArmadaが苦しめられていたとは。
こんなちっこい木ねじにArmadaが苦しめられていたとは。
さて、穴を塞ぐ作業に移る。
まず、穴を広げる・・・。
このキリのような物を穴につっこんでクリグリ回したり前後に動かして穴を広げてゴム面を荒らす。
このキリのような物を穴につっこんでクリグリ回したり前後に動かして穴を広げてゴム面を荒らす。
さて、こちらが穴を塞ぐゴムの棒。
このゴム棒にゴムセメントを塗っておく。
このゴム棒にゴムセメントを塗っておく。
そして、先ほど広げた穴にグリグリとつっこんで行く。
ここで苦戦。
本来は、タイアを外して体重をかけてゴム棒を穴につっこむのだがタイアを外していないので体重がかけられない・・・。
ハアハア息を切らしながら、渾身の力を込めて穴にゴム棒を押し込んだ。ゴムの棒は全体の2/3を押し込む必要がある。
もっと穴を広げておいた方が良かったかもしれん。ゴム棒を押し込むのに苦戦し腕が疲れ果てた・・・。
そして格安のポンプを装着して空気入れ開始。1週間前に洗車したのにご覧の通り。
なかなか圧があがらない。タイアの体積が大きいもんな・・・。
なかなか圧があがらない。タイアの体積が大きいもんな・・・。
そして圧が至適値に到達。
こちらが突っ込んだゴム棒の端。
これをカッターナイフで切除。
水をかけて空気漏れが無いかを確認し、パンク修理完了。
スノードライビング最高!!! Armadaとだったらどこへでも行けそうな気がする。
一方、タイア圧は。
パーフェクト。
パーフェクト。
明日にでもまた洗車してあげよう。