布引の滝、ハーブ園

 7月28日、曇り

 高温多湿。これが温暖湿潤気候の日本の夏。

 こんな日本の夏休み。

 そう、アウトドアだー!!!


 てなわけで、今日は自宅から徒歩で行ってきました。

 目的地は、布引の滝ハーブ園

 外気温は30度、湿度は70%前後・・・。

 ドイターのキッドコンフォートで三女を背負い、さらに飲み物やアミノバイタルのゼリーを大量にポケットに詰め込んで出発。総重量20kg・・・。重い・・・。

 家を出てすぐに、もうやめて引き返そうか・・・、と内心思う。しかし、それでは親父としての沽券に関わるので続行。

 しかし、トレッキングルートの始まりは新神戸駅の裏・・・。

 ご存知のように新神戸駅は山の中腹にある・・・。ずーっと坂道を歩き続ける。

 せめてここまで自転車で来れば良かったかもしれない・・・。自宅からは遠すぎた・・・。 

 やっと、到着。新神戸駅
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 そしてその北側にトレッキングルートの始まりがあった。
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 いきなりこの斜度かよ・・・・・・、・・・・・・・、・・・・・・、・・・。恐るべし神戸。

 途中橋を渡る。
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 その橋にはなぞのマークが。
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 って、なぞのマークではなく、これが神戸市旗なのだ。

 まず、滝に到着。
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 これは布引の滝のひとつである、雌滝(めんたき)。なんだかしとやかで美しい滝だ。この雌滝までは意外とあっさりと到着したのだったが・・・・。

 その後はこんな階段が・・・。
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 20kgを担いで登るにはちと辛かった。

 そして到着、雄滝。
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 うーん、こんな奇麗な滝は久しぶりに見た。美しい。そして、その滝つぼのほとりには若い女性が3人座ってくつろいでいた。なかなかいい絵だ。ただ、あそこは立ち入り禁止・・・・・。でもね、個人の自由を尊重しよう。

 さらに登る。
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 途中何度も立ち止まってポカリやゼリーで補給。しかし、この蒸し暑さ、汗が十分気化することも無くぼたぼたと地面にそのまま落下、体温がどんどん上がっていくのが分かる。なので、危険を感じたら木陰で積極的に休憩。

 みはらし展望台に到着。
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 ここまで良く登ったなと十分満足したのだったが、まだトレッキングルートの中ほどだった・・・。

 そして、さらに登り続けやっと到着。ハーブ園。
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 家族全員で大喜び。”やっと着いたー!!!”

 だが・・・・・・、このハーブ園、激しい斜面に造られていた・・・・・・・・。

 入り口はその山頂にあり、私たちが到着したのはハーブ園の最も下で”出口”になっていた・・・・・・。

 仕方がないのでその”出口”から入って、さらに登り続けた。

 他の観光客は涼しそうな表情で、急斜面を降ってくる。

 どうやら”普通は”ロープウェイで山頂まで行ってから降りつつハーブ園を楽しむらしい・・・。

 しかし、我が家は違った・・・・・・。全員、汗だく・・・・・・。顔は紅潮し、足元はややおぼつかない・・・。

 ”これは修行か何かなの?”と妻が言う。

 ”いや、観光だよ”と私が言う。

 でも妻は笑顔。

 こちら途中で撮影。
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 よくもまあ、こんな急斜面にハーブ園なんて造ったもんだ。感心するよ、まったく。沢山の職員の人達が、植物の手入れをしていた。そう、とても綺麗に管理されていて気持ちが良かった。

 ハーブ園を登り続け、ついに到着!!!ロープウェイの終着点。
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 そこからの眺めは絶景だった。
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 あの海のそばからここまで登ったのか。

 レストハウスなど。
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 くつろぐ三女。
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 彼女が一番元気だった。だって、ずーっと俺の背中でのんびりとくつろいでいたもんな。

 ここではフレンチフライとフライドチキン、アイスクリームをおやつとして摂取したが、とてもありがたく、おいしく感じた。


 さて、のんびりと栄養補給をしてから下山しましょう。

 ”また、歩いて降りたいひとーー”

 挙手したものなし・・・・・。

 ”ロープウェーで下山したいひとーー”

 全員挙手。

 なので、ロープウェーにて下山。

 ”なあ、これからさ、ロープウェーがある山があったら片っ端から歩いて登ろうや” と私が言うと

 ”ねえ、それって異常な発想じゃないかな・・・。ロープウェーが設置されている理由ってなに???” と妻。


 さあ、最後にいつものGPSログ(画像右下クリックで拡大可)。
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 総移動距離14.26km、ロープウェーでの移動距離1.4km、徒歩での移動距離12.86km、合計上昇量468m、合計下降量476m。

 坂馬鹿にはたまらないトレッキングルートでした。