今年もよろしくお願い申し上げます

 1月1日、元旦。晴れ。

 平成24年が始まりました。

 今年もよろしくお願い申し上げます。


 さて、朝、いつも通りに出勤。

 朝回診を年始働き組で行う。

 ”先生方、年明けからよく働くねー” とはベテラン看護師さんの弁。

 今日も年始休み組が出勤していた・・・。

 ”あの、休み組はちゃんと休みましょうよ、先生” と私は言ったのだが。

 ”申し送りをせなあかんやろ。せやから出て来てんねん” と言われた。

 確かにそうだ・・・。でも、メールでも患者専用掲示板でも、電話でも申し送りは出来ると思うんだが・・・。やはりここは日本。



 さて、昼前に帰宅して家族揃っておせち料理を食す。
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 あー、日本だ。絶妙な味付け、繊細な調理によって生み出されたこのおせち料理。最高においしい。



 インフルエンザに苦しんでいた妻と二女はほぼ軽快。三女は昨夜も数回嘔吐したが高熱は出なくなった。しかし、昨日からついに長女が発症。高熱と嘔吐・・・。

 今日も、長女は嘔吐し39℃を超える発熱でぐったりしている。でも、カロナールを内服しそれなりに熱を下げるとずいぶん楽そうだ。


 ただ、昨夜、寝静まった寝室から妻の叫び声が。

 ”やめなさい!!!”

 インフルエンザによって幻覚を見た長女が突然飛び起き、寝室から飛び出そうとした。その長女を妻が抱きしめていた。長女は ”怖い、怖い” と顔を引きつらせながらうわごとのようにつぶやき続ける。

 私 ”何が怖いんだ?”

 長女 ”怖い、怖い、紅白が怖い”

 ???????

 うーん、不思議なもんが怖いんだな・・・。

 私 ”それはインフルエンザが原因で起きている幻覚だ。心配するな。気を確かに持て。自分の身に起きている事を正確に、冷静にとらえるんだ。なにも恐れる事は無い。” と長女に話して聞かせたが、これで不安が解消されたかどうかは不明である。

 この年末年始、我が家は闘病と看病で過ぎていく。

 引っ越しの手伝いをしてくれていた母上も実家に帰宅後にインフルエンザを発症したそうな・・・。

 今のところ、私だけ元気である。

 明日は当直。年初めの緊急手術をする事になりそうな予感がする。


 さて、皆さん。今年もお体を大切に。そして限りある命、人生を楽しみましょう。