PM2.5

 2月4日、雨

 外気温はそれほど低くは無いが天気が悪い。

 空を見上げるとどんよりと曇り、視界も良くは無い。


 ただ単に天気が悪いからこんなに曇っているのだろうか?

 なんだか不安になってしまう。

 なぜならば、中国で発生した大気汚染が偏西風に乗り日本に届いているからだ。

 調べてみたら神戸や大阪も結構な汚染状況になっている。


 PM2.5

 喘息やさまざまな健康被害をもたらすと言われている微小粒子状物質

 これがここ西日本ではWHOの環境基準を超える汚染状況になっている。


 こんな状況でジテ通してていいのか???

 子供達にマスクをさせずに通学させていいのか???

 外で遊んで良いのか???

 現在所有している空気清浄機でPM2.5は十分に除去できているのか???


 そんな事を気にするよりももっと他に気にする事が沢山あるか・・・。


 うーん、どうなんだろう。

 自国の経済成長を最優先し、エネルギー産業を保護し、自国民の健康・生活をおろそかにした結果、シナはこのような惨事を招いた。

 その事を単純に非難してていいのか?

 日本も耐震性・対津波性に欠けていた原発を運用し、そして先の大震災で原発が爆発し国土の一部が失われ、故郷を失い、そして大量の汚染水を海洋にばらまき、大気も大地も汚染させた。


 それってシナと同じじゃないのか・・・。


 なんだかヒトってのは罪深い生き物だな。


 我欲我欲というが、ヒトの存在そのものが、他の生物、そしてこの地球にとっては許しがたい我欲の塊なんじゃないかと思う。

 そう思うと、もっと慎ましく自然を愛し、自然とともに生きて行くライフスタイルを追求するべきなんだよな。

 暑さ寒さに耐え、移動の不便さに耐え、空腹に耐え、病や怪我に耐え、我慢を受け入れ、苦難を乗り越え、自然とともに自然の一部である存在であることを忘れずにそして大自然に戻るかのように死ねるような暮らして行くべきなんじゃないだろうか。