新年 あけましておめでとうございます

 2015年1月1日

 新年、明けましておめでとうございます。

 午後3時ぐらいから吹雪始めて、庭には雪が1cmぐらい積もっております。

 さて、昨年中は、正確に言うと4月からは非常に充実した日々を過ごすことができ、これもひとえに皆様方のおかげでございます。

 働きまくってあっという間に2015年。

 今年の抱負ですが、臨床業務で使い果たしてしまいそうなenergyの一部を学術活動にあてたいなと思います。

 昨年は学会発表はしましたが、論文が書けなかった。2つ書きかけのまま年を越してしまった。これが反省点。目が回るほどの臨床業務から得られた豊富な知見を論文にして世に伝えていかなければ、ただ働きまくって何も残せなかったということになってしまいます。まあ、平日はオフィスの椅子に座る機会はほとんどないのでいつ書くかは問題ですが、それを言い訳にはしたくないなと。



 ただすでに1月の手術枠は100%埋まっていて、終わってみたら120%ぐらい手術をしていたりするので体調管理がマジで大切。まあ、こんな生活を何年も続けてきたうちの部長達の背中を見ていると俺も頑張ろうと思う。

 某病院の裸の王様とその仲良しクラブ部員たちは見てて見苦しかったし、倫理的、人格的に問題が有るような年寄りにはなりたくないし、それに気が付きもしないようなクズはもってのほか。自分の持論が間違っているかもしれないと疑うこともなく、”俺の言うとおりにしておけば間違いない!”ってNHKのドラマの登場人物が言っていたけど、あれが医者だったら相当まずい。”おいおい、ずいぶん上から目線だな、それって結局あんたの持論だろ。患者のためって言うんなら、それを人に押しつけずに自己責任でやれよ。”って言っても自分が絶対的に正しいと信じて疑わないんだろうな。
 合併症をある特定の医者達が立て続けに起こしても、部長が”まあしゃあないなあ”って言い放ち、科学的検討を行わないような外科チームはこの世に必要ない。そう、G大の外科と同じって気がついていないのだろうか? 表沙汰にならないと目が覚めないのも同じかな? あ、無理か、裸の王様がお友達に科学的検証をするなんて。裸の王様って辛いね。自分が裸の王様ではないと主張するならそれなりのことをする必要がある。


 さて、私は激務に足元をすくわれないように注意して働こう。ただでさえ忙しいのにHuman errorを防ぐためにさらに忙しくなる。外来業務の見直し、検査結果の見直し、治療計画の見直し、それを通常業務が終わった深夜に一人でするのだ。実はこれは部長もしてくれていて時々、あれってどうなのって指摘してくれるのでとてもありがたい。これはお互いにしていることで、業務内容が重複していて無駄にも思うかもしれないが、お互いに疑問点、問題点(と考える事)を指摘しあえる状況は医療安全の観点からはとても重要。これを仲良しクラブでしようとすると恨みを買うだけだからどうしようもない。そう、前を向くのではなく自らの保身だけのために働いているような輩とはうまくいくはずもない。え?保身のために働いてるわけじゃないって? だったら、なんで大赤字なのにもっと頑張らないの? なんで勤務時間中に小説を読んだり、タバコを吸いに行ったり、スマホでゲームをしてるの? 親方日の丸ってこのことじゃないの?



 昨年の4月に今の職場、かつての古巣に異動して思ったことが多々ある。

 まず、チーム医療の大切さ。前の職場は暇だったので(暇とは言っても手術件数、外来患者数ともに上位だったが)外来業務の大半を自分でしていたが、ここでは不可能。

 医者、看護師、薬剤師、クラーク、秘書、ME、研修医などなどのスタッフ全員で協力して初めてこの激務は安全に成り立つ。それを痛感した。

 例えば、術前検査(MRI、PET-CT、採血、ECG、呼吸機能検査等)の予約、外来化学療法室の手配などなどなど、自分でしていたら多分、外来が終わるのは日が変わってからになるだろう。暇な病院だったら電子カルテで空いているところをポチってそれで済むだろう、それで外来中にもかかわらずタバコでも吸いに行くんだろうが。

 そう、外来化学療法室も予約率100%で大変な状況。いろんな部署のスタッフさんに支えられ、お尻を蹴っ飛ばされつつ。

 外来をしながら、、、、、気が付いたらリポビタンDの差し入れが置いてある、、、、、クッキーが置いてある。あの、、、、、、、、、、、、お昼にしませんか? そろそろ、、、、、、、、、、 あ、まだ無理、ああ、そう、そうね、頑張ろか、ありがとね。


 他にも分かったこと、学んだこと多数。これに関してはまた後日。



 さあ、まとまりのない記事で始まりました2015年Armadaブログ。

 今年もよろしくお願いします。




 それと、こんなサイトがありますがご存じでしたか? 朝日新聞を読んで育ってしまった方は是非読んでください。産経新聞社の総合オピニオンサイトってことですが。

 iRONNA

 このサイトの記事から引用

 論語の中に、「過ちをしても改めないことこそ、本当の過ちである」という孔子の言葉がある。自らの過ちを省みぬ邪悪な輩ばかりが幅を利かせているサヨク・リベラル勢力の現状を見る限り、自民党政権は安泰であるとしか言いようがない。「サヨク・リベラル」が邪悪と無能と代名詞でしかない故の自民大勝は、我が国の民主主義の健全性にとって決してプラスとは言えまい。


 「サヨク・リベラル」をいろんな言葉に置き換えることができますね。