くるまの修理

 9月3日、ミネソタ晴れ

 今日も朝は寒かったです。もう早朝から仕事すんのやめようと今度みんなに提案しなければ。たぶんみんなそう思っているはず。連日、AM7時集合で仕事をするのはさすがにきつい季節になってきました。車で通勤すれば季節は関係ないとは思いますが・・・・・。


 さて先日、犯罪によって破壊された車の修理の話です。

 8月31日になんとか修理業者に車を持っていくことができ、順調に修理は進んでいます。こちらで修理を依頼した業者からは連日、修理の経過報告がメールで送られてきます。

 今日送られてきたメールの一文がこちら

Good Morning,
Repairs are moving along just fine, we will be painting your truck today I will update you again on Friday morning.
Thank you,

訳:
おはようございます。修理は順調に進んでおり、本日、あなたのトラックの塗装を行う予定です。金曜日の朝には最新情報をお届けできると思います。
ありがとうございます。


 このように経過報告をしてくれるのは非常に助かります。いい店を選んだなといまさらながら思います。

 ただ気になるのが ”トラック” ですね。日産のアルマダって私としては アメリカンフルサイズSUV=乗用車 だと思っているのですが、こちらの業者にとってはトラックなんでしょうか? うーん、truckの定義ってなんなんだろう?って思ってしまいますね。まあ悪い印象は受けません、むしろそんだけでかいよなーと納得できますね。
 アルマダの姉妹車にタイタンってのがありますが、これは確かにトラックに分類されています、でもねやっぱりアルマダSUVでしょう。

 そしてこのメールで気になったのが金曜日の朝に最新情報が届くという文章です。もしかして明日の朝には直るのか?って思ってしまいますよね。もし、明日の朝に直るのならたとえ早朝であれ受け取りに行こうかと思ったわけです。それを確認するために仕事から帰ってきた後、店まで行ってきました。


 閉店間際の店に到着。
 ロビーで、いかつい男性に”どうされましたか?”と聞かれる。
 ”OOOといいますが、アルマダの状態を見たいんですが”
 ”あの日産アルマダのオーナーですね。いいですよ” と工場内に案内される。

 そこにはドアとガラスの修理を終え外観は元通りになったアルマダがおかれていました(ただし、モールやエンブレムはまだ付いていなかった)。ドアは交換したのか尋ねると、綺麗に板金して塗装したと言われる。あのドア枠の板金は結構難しいだろうと思い、確認してみたが、結構いい感じで板金されていてまずまずの出来でした。塗装も問題なし。ただし、やや暗い工場内で見たので、はっきりとは判断できません。

 一番驚いたのが、無傷の後部座席のまどに大きな文字で ”Biohazard!” と書かれていたことです。

 おいおい俺の車は ”有害物質” か!。

 アメリカの人たちは犯罪者の血液に非常に嫌悪感を感じるようです。乾燥した血液がどれだけの感染性を持つのか調べてみる必要がありそうです。まあ、すでに ”bio clear” を施されているので今はもう心配ありません。

 内装はまだはがされたままで、ドアの内側のパネルも付いていませんでした。

 ”明日には直るの” と聞いてみると ”明日の夕方には直ります” との返事。 残念!夕方か!。 ただ、夕方に直るとしても新しく交換するドア枠のランナーを固着させるために数日は窓を開けてはいけないそうです。 いずれにしても明日の受け取りは断念しました。

 アメリカ製品にはあまり良い印象を持っていない私ですが、今のところアメリカの自動車修理業者の仕事内容には満足しています。さすが、自動車天国アメリカです。

 元通りに直ってくれることを楽しみにしています。