統計ソフトを探して
11月12日、ミネソタ曇り
今日は朝から、ネットをさまよっていた、職場で。
以前こんな記事を書いたoffice2008 for macのExcelには分析ツールがない?
しばらくExcelとStatPlus:mac LEで細々と統計を続けていたんだけれど、データ量が大量でそして因子が複数なのでもうこれでは無理だと最近思っていた。とくにStatPlus:mac LEでは簡単なANOVAはできてもそれ以上の検定をしようとしたら有料のStatPlus:mac Proにアップグレードしないと出来ない。
それとグラフは結局ExcelとPowerpointで作るので自分の思いどおりのグラフを作るのはかなり手間がかかる。
それとグラフは結局ExcelとPowerpointで作るので自分の思いどおりのグラフを作るのはかなり手間がかかる。
いくつかフリーソフトもあるのは知っているがどれも簡単に使えるようなものではない。
簡単で正確で美しい統計ソフトを探し彷徨う。
結局のところ有名どころのSPSSか?
でもあまりこれを使いたいとは思えなかった・・・・・。
そこでGraphPad Prismを使うことにした。
話はそれるが、いまだに私用のデスクトップが手に入らず、ちいさなMacBookの画面で数字をにらみながら仕事をしている。
今日いよいよ我慢の限界が来て、中ボスにどうなっているのか聞いた。
もう予算が下りて発注が決まったと聞いたのになじぇ届かない!もう3ヶ月、待ってるんだ!!と。いつまで自前のパソコンで仕事をさせようと言うんだい?
結局のところ事務方の煮ても焼いても食えない人が全ての権限を持っているのだが、とんでもなく仕事が遅い。仕事内容に優先順位をつけているようで、私が何度頼んでもやってくれないことを何度も経験していると、こいつは人種差別主義者か?とさえ思えてくる。
たとえばオフィスの部屋に入るために鍵が必要。たいてい私より早く来たBがその扉を開けてくれるのだけれど、いままで3回ぐらい早朝、誰もいない廊下で鍵を持っていないため、誰かが来るのを待っていたことがある。なぜかと言うといくら頼んでも鍵を作ってくれないから。鍵はいつできるか聞きに行くとこう言われた、”今週注文しようと思っていたの”、”今注文したところなの”、これ全部ウソ。3ヶ月頼み続けても結局作ってくれず、別の正規ルートで鍵を作ってもらうしかなかった。
もっともこの人物は誰からの依頼の仕事でもとっても遅くて有名なのだが。
そんな輩と私との板ばさみ状態となった中ボス。申し訳ないが、彼にやってもらわなければこの問題は解決しない。もし私が今、直接彼女と話をしたら、間違いなく大変なことになる。
今日かなり険しい表情で中ボスにこれに関する苦情を伝えたら、顔色を変えて彼女のところに飛んで行った。結構いい人なのかもしれない、中ボス、とすこし思ったけれど、私のオフィスにかえってきて言うことはとってもイケテナイ内容だった。なのでさらに怖い顔になってしまった・・・・・。
今日かなり険しい表情で中ボスにこれに関する苦情を伝えたら、顔色を変えて彼女のところに飛んで行った。結構いい人なのかもしれない、中ボス、とすこし思ったけれど、私のオフィスにかえってきて言うことはとってもイケテナイ内容だった。なのでさらに怖い顔になってしまった・・・・・。
そんなこんなでいまだにパソコンが支給されず、職場のLANにつながっているパソコンを使う必要があるときは誰かのパソコンを使わせてもらっている。ネットワークドライブに日々の仕事の全てのデータが蓄積されていっているため、ネットワークドライブのデータが使えなければ全く知的作業は出来ない。データを生み出すための肉体労働はできるが。
そこで最近は母国に長期間帰国中のMのデスクトップを借りている。借りているといっても自分のアカウントでログインするので彼に迷惑はかからない。
そしたら今日、偶然気がついた。
このMのパソコンにはSPSS16とGraphPad Prism5.01が入っていた!!!!!
彼がこれらのソフトを使っているとこは一度も見たことないので、もしかしたら以前の所有者が入れたのかもしれない。
おかげで今日はPrism三昧。
こんなん作ってみました。
何れもサンプルデータを使っています。
Excelであんなに苦労して作っていたグラフがあっという間に出来上がり。そして統計もクリックを何度かするだけで出来上がり。
すばらしい。
統計も気に入ったけれど、何よりも気に入ったのがこのグラフの美しさと変更のしやすさ。背景色やカーブの色、ポイントの色など簡単に変えられるにもかかわらず全体のバランスが崩れることがない。
ExcelとPowerpointではいろいろやっているとなんだかだんだん変なグラフになっていくことがあったりして(微妙に数値とグラフがずれるとか)それを修正するのに300%とかに拡大して微妙なずれを直したりしていたが、このPrismなら微妙なずれが許せない人でもすぐに満足できると思う。
今までExcelとPowerpointで手間をかけて作っていた私なりに美しいと思っていたグラフは、結局、このPrismが自動的に生み出すグラフと同じだった・・・・・。
ExcelとPowerpointではいろいろやっているとなんだかだんだん変なグラフになっていくことがあったりして(微妙に数値とグラフがずれるとか)それを修正するのに300%とかに拡大して微妙なずれを直したりしていたが、このPrismなら微妙なずれが許せない人でもすぐに満足できると思う。
今までExcelとPowerpointで手間をかけて作っていた私なりに美しいと思っていたグラフは、結局、このPrismが自動的に生み出すグラフと同じだった・・・・・。
先日、帰国しているMからメールが届いていた。
件名は ”Obituary” 、そしてそこには ”I lost my father yesterday.” と書いてあった。
肝炎、肝硬変、肝癌、肝不全で亡くなった彼のお父様のご冥福をお祈り申し上げます。