4℃で4時間

 12月28日、ミネソタ曇り

 久しぶりに仕事に行く。この4連休、もしかしたら緊急招集があるかもしれないと思っていたが、結局無かった。

 今日はセントポールキャンパスでの仕事。

 6日ぶりに会ったアメリカ人スタッフ勢はなぜか疲れている。その理由を聞いたら、ずーっとパーティーをしまくっていたらしい。夜も昼も。お盛んですな。

 さて、久しぶりに仕事をすると、気合が入りすぎる。

 いつもは分担してする仕事を、気がついたら全部自分でやっていた。その結果、室温4℃のコールドクリーンルームで合計4時間働いていた。内訳はコールドルーム約1時間、普通のクリーンルーム3時間、コールドルーム3時間。

 寒くてたまらん。と、思いながら働いていたら、隣の普通の温度の部屋から、アメリカンBが時々用事もないのに入ってくる。

 なにやってんだ!と聞くと、隣の部屋は暑すぎるらしい、なので時々、4℃の部屋に涼みに来るんだと・・・・・・・・・・・・。

 この時点で気がついた。しまった、全部自分でやっている・・・・・・。隣の部屋でみんなのんびりとくつろいでいた・・・・・・。

 しかし、温度に対する感覚が全く違う。私が寒くてたまらないと思う部屋が涼しいと感じ、私がちょうどいいと感じる部屋が、暑いと感じる。これもジェネティクスか?

 仕事が終わって、みんなでコーヒーを飲んでいた。

 Bに相談。

 俺 ”最近太って来たからクロスカントリースキーでもしたんだけど、した事ある?”
 B ”ないよ。でも、ほんとすげー太ってるよね、アルマダって”
 俺 ”・・・・・・・・・・、あの・・・・、マジでそう思ってるの?”
 B ”からかっただけだよ”

 skinnyな二人の会話でした。


 仕事を終えて駐車場に向かう途中。
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 歩道は完全に凍結、普通の靴だとつるつる滑って結構楽しい。

 セントポールキャンパスはダウンタウンからかなり離れていて、周辺には建物がとても少ない。そして大学の農場が広がっている。
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 この時、外気温は-10℃ぐらいだったのだけれど、EX-G1は全くバッテリー切れ(低温のためバッテリーの電圧が下がって、バッテリー切れと同じ症状)を起こすことなく、普通に使えた。

 4℃の部屋に4時間いたためか、帰宅してから例の片頭痛が出現した。

 やはり、この仕事はみんなで分担したほうがよさそうだ。ちょっと反省。

 今日は、大学院生の女の子が見学に来てくれていた。彼女は機械工学科の大学院生で中国出身。出身地を聞くとハルビンだった。ハルビンといえば、伊藤博文が暗殺されたところということしか知らない。どんな町なのかいろいろ興味があったので、いろんな話を聞きたかったのだけれど仕事に没頭していて、そのことを忘れてしまっていた。うーん、また見学に来てくれんかな。