ストローラー
2月1日、ミネソタ雪
朝から雪が降っていた。昼も降り続き、1cmぐらい積もっていた。
アパートのマネージャーが赤ちゃんを見せて欲しいというので、夕方家族そろってオフィスへ向かった。そのマネージャーも妊婦さんでかなりお腹が大きい。そして私たちの写真を撮ってくれた。この写真はアパートの新聞に載せたいと言っていた。
そのなかでもストローラーとカーシートがセットで売られているものをトラベルシステムと呼んでいる。カーシートをストローラーに合体させることができ、赤ちゃんをカーシートごとストローラーにがちゃっと乗せることが出来る。
合体した状態
上の写真はGracoと言うメーカーのもの。
カーシートはそのままシートベルトで固定させることも出来るし、ベースを車に取り付けておいて、そのベースにカーシートをガチャっと固定させることも出来るすぐれもの。
しかし問題もいくつかある。
非常に重い。日本で売られているベビーカーと比較してフレームも太く、剛性がかなり高いかわりに重い。そして大きい。女性がこれを持ち上げて車に積み込むのはかなり大変だろう。今回購入したトラベルシステムはストローラー単体10.6kg、カーシート単体3.58kgもある。合体させて使うと14.2kgにもなる。今試しにアップリカのベビーカーの質量を調べてみたが、3.6kg~6.8kgだった。2倍程度重いわけだ。
カーシートの固定が十分ではない。日本ではアップリカのマシュマロなんとかってのを使っていたけれど、アップリカのものはシートベルトでしっかりと強く車に固定できるのだが、このアメリカで売られているトラベルシステムのカーシートはぐらぐらしている。横方向の衝撃には耐えられそうにもないぐらい固定が甘い。と言うのがシートベルトで固定するのだけれど、カーシートの後端の部分しか固定できないので前方はぐらぐらうごくのだ。はじめは取り付け方を間違えてたかと思ったのだけれど、間違えてはいなかった。後端しか固定されていないということは横方向の力が加わった場合、その固定されている部分を軸にして容易にカーシートが振り回されてしまうことになる。
カーシート自体は5点式のベルトが装備されているが、肝腎のそれを支える部分がゆるくては意味がないと思うのだが、それでもアメリカの基準には適合しているのだろう。事故にあったときに車外への放出は避けられそうではある。その程度だ。
カーシート自体は5点式のベルトが装備されているが、肝腎のそれを支える部分がゆるくては意味がないと思うのだが、それでもアメリカの基準には適合しているのだろう。事故にあったときに車外への放出は避けられそうではある。その程度だ。
そんな具合なので、あまりカーシートは過信しないほうがよさそうだ。一番重要なのは事故にあわないことか。