同僚から贈り物をもらった日

 2月23日、ミネソタ

 朝、小雪がちらつく。車には1cmぐらい積もっていた。

 職場に着くと、すぐにミーティングをするからと言われ集合した。すると三女の出生祝いのギフトをもらった。

 それはベビザラスのギフトカードとメッセージカードだった。同僚諸君がそれぞれメッセージを書いてくれていた。

 その場にいた同僚には謝意を述べ、その後、とりあえず同僚全員に向けてお礼のメールを送った。


 アメリカに住んでいると何もかもが大げさに感じられる。

 嬉しい時、楽しい時、悲しい時、腹が立つ時、アメリカ人はとにかく表現が激しい。

 そんなわけなので、私もこれでもかというほどの表現でお礼のメールを送った。

 まあ、お礼のメールを送るってのはとても楽しい事だ。

 同僚のみんなありがとう。


 他にも大げさだと思うことがある。

 こうして育児休暇から職場に戻ると同僚がこう言った。

 ”スーパーマンの復帰だ”、”これでオールスターがそろった”

 ”私はスーパーマンじゃないし、オールスターなんてとんでもないよ”、と答えてしまったが、これがアメリカ的に適切な返答であったかはわからない。

 やっぱり仕事をするってのは気持ちがいいし、気分が落ち着く。

 そして仕事を終えて家に帰れば、妻と三姉妹が待っている。

 三女は今日も良く寝てくれるだろうか?