おなかがいっぱいで仕事になりませんの日

 3月5日、ミネソタ晴れ

 昨日までの実験三昧の日が終わり、金曜日の今日は朝から実験データのまとめをしていた。

 すると、突然のミーティングが始まり、みんなであーでもない、こーでもないと好き勝手なことを言い合ってミーティングは終わった。

 そして自分のオフィスで仕事をしていると若いスタッフの一人が、ランチに誘いに来た。

 しかし、妻が作ってくれたお弁当があったので断った。

 しばらくして、さらに年配のスタッフの一人が来てランチに誘いに来た。しかも、断ったらまずいぞ!というような怖い表情で来たのでこれは何かあるなと思い。ランチに行くことを承諾すると、にこーっと笑って ”よし、全員でランチに行こう!”ってことになり、7人で職場の近くにあるApplebeesに歩いて行った。

 今週は過剰な仕事内容だったので、それをねぎらうために年配のスタッフのおごりでランチをしようってことだったのだ。それならそうと言ってくれればすぐに承諾したのにね。

 てなわけで雪解け水で濡れている歩道を歩き、店についた。

 さて何を頼むか・・・・・。

 Applebeesはファミレスのようであり、飲み屋のようであり、いずれにしてもどのメニューも量がとても多い。

 私の選択の基準は”食べきれるかどうか”である。

 一番食べやすそうなPhilly Burgerにした。

 これ。
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 食事が出てくるまで皆と馬鹿話をして盛り上がり、30分ぐらいして食事が出てきた。

 私が頼んだPhilly Burgerも到着したが、見た瞬間・・・・、しまった・・・・と思った。写真で見るよりもはるかに多かったのだった。

 中に挟まれている肉は、まさに牛肉100%で赤みの肉を使っているのであろう、全くジューシーではない。それでもおいしかったので食べていたが半分ぐらいでおなかがつらくなってきた。フレンチフライも多くて、つらくなってきた。

 でも残すのは勿体ないのでペプシと一緒においしくいただいた。

 アメリカのレストランで出てくる料理はなんだってこんなに多いんだろうといつも思う。アメリカ人の一人分=日本人の二人分、である。

 おかげで、満腹。

 午後からの仕事が非常につらかった。

 おなかがいっぱいで、眠くてしょうがないのだ。空腹感が見事に満たされ、体中が満足してしまい、もう仕事なんてどうでもいいやって思えてくるから困るのだ。

 それでも月曜日にミーティングが二つ入っており、それに向けてデータの整理とプレゼンの作成をしていたら夕方になったので帰宅した。

 そして、夕食時になってもいまだに満腹感が続く・・・・・・・・。

 こまった、こまった。

 人間が長生きするには飢餓感が重要だと言われているのに、アメリカにいたら飢餓感は全くなく、24時間満腹感が続くような状態になりかねない。

 それでもこうして職場の同僚と楽しくランチできる日ってのは貴重であり、とても楽しい一日だった。