第37回ミネアポリス・セントポールインターナショナルオートショー(リンカーン編)

 3月9日、ミネソタ曇りのち雨

 ついに今日、雨が降った。そう、雪ではなく雨が。朝、薄暗い中、車を走らせ職場へと向かう。

 気温が高くなってきたのはうれしいけれど、薄暗いので体感温度は低かった。

 さて、オートショーの続き、Lincoln編。

 リンカーンはフォードが提供している高級車ブランド。1917年に創設され、1922年にフォードに買収されている・・・・・・。この時代、こんな高級車がどれだけアメリカで売れているのか疑問だが、これからも存続し続けて欲しいブランドの一つ。

 まず、Lincoln MKT
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 この角度から見ると個性的な顔をしたきれいなワゴンか?って程度にしか感じないが。ちなみに、このリンカーン特有の縦格子のフロントグリルのことを妻は ”くじらみたい” と言っていた。

 実はかなり大きい。3列シート車である。
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 日本の駐車場にこの車を停めたら、前後に大きくはみ出すこと間違いなし。



 Lincoln Navigator
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 アメリカンフルサイズSUV。日本でもときどき見かけたことがある。うちのArmadaと同じぐらいでかい。外装には光り物を多用していて、内装も革張りで豪華に仕上げられている。ちなみに5.4L V8の大排気量エンジンなんだけれど310馬力しかない・・・・・。運転したことがないのでよくわからないが、おそらくマイルドで運転しやすいようにチューニングされているのだろう。


 Lincoln MKX
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 これは2011年モデルのMKXである。ちっこいSUVだけれどハイテク満載。この時、このかっこいいおにーちゃんが説明していたのはCollision warning with brake supportについて。車両の前方にセンサーが装備されていて前方の車に衝突しそうな状態になると警告してくれ、さらにブレーキを踏んだ時に衝突を回避できるようにサポートしてくれるというもの。この機能をマイク片手に来場客にわかりやすく説明していた。

 でも、聞いていたのはこの一家族だけ・・・・・・・。
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 通り過ぎていくお客さんもちょっと苦笑していた。それでもこのおにーちゃんは気にすることなく4人の聴衆に話し続けていた。ミネソタを象徴するような場面であった。

 このオートショー、来場客はそれなりにいたもののストローラーを押すのに困ることもなく、運転席に座ってみることもすぐにできるほどにしか混んでいない。ここらへんの、人の少なさ加減がとても心地よい。ミネソタええとこでっせ。