AVATAR

 3月13日、ミネソタ曇り

 今日は、娘の友達が遊びに来るとのことで私は一人外出することにした。

 出かけたのは映画館。

 そう、AVATARを見に行ってきた。ちなみに10ドル。

 ジェームズ・キャメロン監督最新作、アバター。以前から見に行きたかったが機会がなく今日になった。

 見た感想を書こう。

 すごい、すごい、すごい。

 全編3Dでまさにその世界に自分が実際にいるかのような感覚。衛星パンドラの美しい自然と現住民のナヴィ、それを破壊し略奪しようとするヒト。

 映像は文句なしに美しい。3Dも以前見たクリスマスキャロルよりも自然で破綻が少ない。

 この映画、反戦映画と言われているがそれもうなずける内容だった。圧倒的な火力でナヴィとパンドラを破壊するヒト、弓矢とナイフしか武器を持たぬナヴィ。次々に殲滅されていく。

 資源を略奪するために戦うヒト、それを守るために戦うナヴィ。

 映像の美しさと展開に心を奪われ、上映時間2時間40分があっという間に過ぎていった。

 同僚も何人かこの映画を見ていて、全員がいい映画だと言っていた。

 しかし、アメリカ人の彼らには私たち日本人とは違う意味を持つのではないだろうか、この映画は。

 バトルシップ、マシンガン、ミサイルなどの強力な兵器を持ち、世界各地でテロ組織と判断された人々を殺戮しているアメリカ。

 そんな彼らが自分たちの国がしていることに少なからぬ疑問を抱かせる内容を持つ映画ではないかと思う。

 いずれにしてもお勧めです、いまさらですが是非、映画館で3Dで見てください。