赤い奴

 4月26日、ミネソタ晴れ

 今日はそれなりにのんびりと仕事。臨床に関係した仕事だった。

 そしていつもより早く帰宅できたので、赤い奴のエンジンオイルを換えに近くのValvolineに行ってきた。

 店員にエンジンオイルだけ換えてくれと言ったが、エアフィルターが汚れているとかミッションオイルも換えたほうがいいとか・・・・・・。

 残念ながら私は車馬鹿、現在のところエアフィルターもミッションオイルも換える必要がないことはわかっているので断った。

 FD3Sに乗っていた時は、エアクリーナーはHKS社製のレーシングサクションキット、いわゆるキノコを装着し、ミッションオイルも今思うととんでもなく高級なものを使用していた。CPUもフルコンピューターに交換し吸排気系、インタークーラーも交換したハイパワーターボカーは純正のクラッチではそのパワーを受け止めきれず滑ってしまうため、最新のカーボンツインクラッチに換装していた。そして強化クラッチが伝える強大なトルクの為、ミッションにかかる負担も大きく、安物のミッションオイルを使っているとミッションが痛み壊れるからだった。エンジンオイルもRE専用で1回の交換で1万円オーバー。デフオイルも超高級品を使っていた。それだけお金をつぎ込んでも惜しくないほど愛していた。

 さて、赤い奴。エンジンオイルを交換するのも面倒に感じる。でもエンジンは車にとって最も重要な部品の一つであり壊れてしまうと走らなくなる。なのでエンジンオイルを換えないわけにはいかない。

 週に3回ぐらいエンジンオイルの汚れ具合と残量を確認し走行距離と前回のオイル交換からの期間を考慮して今回交換したのだった。

 給油口の破損も、店に交換部品を探してもらってはいるもののいまだに連絡なし。見つからないのか探すのを忘れているのか、連絡してこないだけなのか。

 このまま放置しておくわけにもいかない。ガソリンタンクとホースの接合部が壊れてしまえば、ガソリンが漏れて大炎上!!!!なんて可能性も十分あるわけで、今日、自分で直すことにした。

 車の下に潜り込み、直す方法をしばし考え、自宅に針金を取りにいきその針金を使ってホースをぶら下げるような形で固定した。あくまで応急処置ではあるが。

 これで、めでたく給油も一人でできるってわけだ。

 そして今、この赤い奴をどうするか思案中。

 実のところ、結論はほぼ出ている。

 知り合いの日本男児Oさんに相談したところ、非常に良い方法を教えていただいた。

 近いうちにその結論を実行することになるだろう。それまで頼むから元気で走っていてくれ、赤い奴よ。