歯が欠けた日

 6月2日・・・・・。

 先ほどはお気楽な記事を書いたけれど、今日実はかなりへこむ事態が起きた。

 昼ご飯を食べているときに、左下の奥歯に何かが刺さったような感覚がした。ちょうど、チキンを食べていたのでその骨片でも刺さったんだろうと思い指で探ってみると取れた・・・・、自分の歯が・・・・・・。

 奥歯の1/4が掛けて脱落したのだった。かけらをよく観察してみると小さな穴が開いていた・・・・・。

 どうやら気づかぬうちに虫歯になっていたらしい。それと、空手をしていたため私の歯には何ヶ所も亀裂がある。その影響もあるのかもしれない。ちなみに、空手の影響で3か所歯の先端が欠損しているが、小さな欠損なので治療せずに放置している。私も試合中に他大学の選手の歯を折ってしまったことは何度かある・・・・。

 しかし、なんと・・・・、毎日3回以上電動歯ブラシで歯磨きしていたのに虫歯になっていたとは・・・・・、どうやら奥歯で周辺の歯よりもくぼんでいるため磨き残していたらしい・・・・・・。

 毎日、鏡で歯の状況を確認し、虫歯がないことに満足していたが小さな穴がちょうど死角に入り気がつかなかった・・・・・・。

 へこんだ・・・・・。

 しかし、へこんでばかりもいられないのですぐに大学内にある歯科診療所にいき予約もなかったが頼み込んでみてもらった。

 以下が、アメリカ人歯科医の説明。

 欠けた歯は18番で、17番(おやしらず)が後方から18番を押して18番が欠けた。
 治療としてはRoot Canal Therapy, Build up, Crown。それと17番の抜歯もしたほうが良い。

 診察が終わり、歯科助手さん?が相談に乗ってくれたのだが、何を相談したらいいのかわからないのでアメリカの歯科医療の順序を教えてもらったところ、受付の人のところに行って治療費の説明を受けてくださいと言われた。ついでに、あなたは学生ですか?お金のことを心配しているのですか?とも聞かれた・・・・・・・・。

 へこむなぁ・・・・・。

 そして受付の人から治療費の説明を受けた。

 総額2200ドル。自己負担は推定約350ドル・・・・。

 治療の予約を取るか聞かれたので、少し考えてみますと答えて仕事に戻った。

 治療法について一通り自分で調べ、どう考えても治療をしないといけないとの結論に達して早速、先ほど行った歯科診療所に予約の電話を入れてみるとこう言われた。

 ”オクトーバーですね。”

 え、オクトーバー?????って、8月か?9月か?10月か?、今はジューンだよね・・・・。軽く幻暈がしてきて思考力を失いそうになった。2か月以上この状態で待つのか?

 ”そんなに待てませんよ”と言うとほかの治療施設の電話番号を教えてくれた・・・・・。

 どうしたもんだろうと思い、今、知り合いの方に相談している。

 今のところ痛みはほとんどないが、エナメル質が丸ごと脱落し象牙質が露出している状態・・・・・・。

 指でさわってみたが、象牙質のなんと脆いこと。歯髄が露出し激しい痛みが来るのも時間の問題ではないかと思う・・・・・。

 痛みのブログの方、どうしたもんでしょう。ご助言いただけましたなら幸いです。

 アメリカに来て大きな病気もせず元気そのものだったが、まさか歯がこうなるとは・・・・・、は、は、は、・・・・・・・・。

 恐ろしやアメリカ医療。日本だったらもう治してもらえていただろうに・・・・。

今日はなんだか、ネズミやサメがうらやましく感じた。