アメリカ医療費の一例(指挫滅扁)

 8月3日、ミネソタ快晴

 6月に長女がドアに指を挟んでクリニックを受診したときの請求書が今日届いた。

 自己負担、106ドル。約1万円。

 2割負担なので医療者側の請求額は530ドル。約5万円。

 診療内容は診察と指の単純レントゲン写真。処置は全くなし。

 この内容で、この値段。

 アメリカの医療が異常に高いことが良くわかる一例だ。

 受診抑制という言葉があるが、これだけ高額だと確かに受診を控えようと思う気持ちが生まれてくる。

 日本でこの金額が請求できたら、一日に同様の患者を数人見るだけで贅沢に暮らしていけるぐらい高額だ。