三女の子守

 8月10日、ミネソタ曇り、サンダーストーム

 今日も蒸し暑く、午前中は激しい雨が降っていた。

 同僚たちとトロピカルな感じやなーなんて言っていたが、歩くだけで汗がじとっとするのでミネソタとは思えないような天候である。

 今日も、7時過ぎから働き、用事があったので4時過ぎには帰ろうと思っていた。しかし、4時前になり、大ボスから呼ばれる。

 どうも今日の仕事の結果が予想以上によかったので、どうしてよかったか意見を聞きたいとの事。正直言ってなぜこんな異常な値が出たのかまったくわからないが、とりあえず私が把握している限りのデータを見せて仮説を話しておいた。

 通常の値の3倍の値が出てしまったため、みんな大混乱・・・・・・・。この値は、高ければ高いほど良いのだが、これほど異常に高いと困り者だ。統計学的に言うと標準偏差が異常に大きくなるだけでひとっつも嬉しくない。

 さて、4時が過ぎ、私もそろそろ帰りたくなってきた。すると私よりも先に同僚たちが、帰り支度を始めた。そう、7時から働いているため、3時が定時の退社時刻なんだ。

 そして私も、4時半には職場を後にすることができた。

 さて、予定とは・・・・・、三女の子守である。

 妻と長女、次女が用事があって出かけるため、三女の子守を仰せつかったわけだ。

 日本にいたころは事実上、母子家庭状態だったので、妻も私を当てにすることはなかったが、アメリカではこうして三女の子守を頼まれるようになった。とても楽しい。

 これから、晩御飯を食べさせて、お風呂に入れてと、子守を満喫しようと思う。