アメリカのアウトドアショップ

 8月14日、ミネソタ晴れのち曇り

 気温もそれほど高くなく、心地の良い日。秋がすぐそこまで来ている。

 今日はアメリカのアウトドアショップの話。

 日本でも岡山でいえば好日山荘とかがありますが、ミネソタにはそれこそ無数にアウトドアショップがある。

 私がこれまでよく利用していたのが、REIJoe'sDick's

 どの店もハンティング(ライフルもしくはボウ)、フィッシング、キャンピング、トレッキングなどの商品が大量に置いてある。

 今日、行ってきたのはCabela's

 広大な駐車場、巨大な建物。これぞアメリカ。
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 入り口の横には、カヌーとカヤック
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 それとミネソタの定番、ボート。
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 ちなみに、ミネソタにはボート屋がたくさんあり、ボートに関してはボート専門店に行ったほうが品ぞろえが良い。

 さて、入ってみましょう。

 うーん、広い。エントランスにはFire arms 銃火器のチェックをするためのスタッフがいる。整備のために自分の銃を店内に持ち込む場合は、ここでチェックを受けなければならないそうな。私たちはそんなもの持っていないので、にこやかにあいさつをするだけ。

 まず目に付くのが、ライフルと散弾銃がきれいに陳列され、そして各種銃弾が山積みになっている風景。ちょっと怖かったので写真が撮れなかった。中古のライフルもきれいな状態で販売されていて自由に手に取ってみることができる。銃弾も普通に店内に並んでいて、手にとって確認することができる。生まれて初めてライフルと散弾銃を手にしてみたが・・・・、意外に重い。これを水平に構え続けるのは大変だろう。さらに、22口径とかの小さな弾から、ライフル用の巨大なものまで各種銃弾を取り揃えております・・・・・・・・。

 おもにハンティング用の火器を扱っているので、ライフルと散弾銃が主なものだが、ハンドガンやアサルトライフルまで置いてある・・・・。怖い。

 さて、その横にはこれまた狩猟用の弓が置いてある。ボウである。これもいろいろな種類がある。

 フィッシングコーナーに行けば、ロッドやリール、ルアー、フライ、フライを作るための材料など、何でも手に入る。

 そして、その店内の中央にあったのがこちら。
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 なぜか子供たちは大喜びだったが、いずれもハンティングの対象となり殺される運命の動物たちのはく製。

 こちら、ムース(ヘラジカ)です。
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 うーん、でかい。これをライフルやボウでハントするわけだ。

 そのムースの足元。
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 そう、トラウトの皆さんです。こちらはちゃんとまだ生きていた・・・・・・。

 このCabela'sは今まで行ったアウトドアショップの中では最大だった。本当に何でもそろう。

 ハンティング、フィッシングには何が必要か?

  ウェア、靴、銃もしくはボウもしくは釣り具、ボート、小型の車(ヤマハポラリス社製のATV)

  寝泊まりするためのテントや椅子、調理器具。さらに、ポータブルのシャワー室・・・・・。

 獲物をしとめたら何が必要か?

  獲物をさばくためのナイフ、ノコギリ!!!!、まな板、クーラーボックス

 食肉加工には何が必要か?

  フードスライサー、ミンチ肉を作るためのグラインダー、燻製を作るためのスモーカー

 調理するには何が必要か?

  バーベキューグリル、フライパン、鍋

 以上のものがすべてそろうのだ。すごいの一言。狩猟民族になるための道具はこの店に行けば全て手に入る・・・・・。

 今日は、トレッキング用品を見に行ったのだが結局何も買わなかった。

 さて、今日最も驚かされた商品がこちら。

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 その名もButt out。何に使うものか全くわからなかったが、パッケージに書かれている使用方法を見て驚いた。ちなみに”butt”はお尻の事です。

 例えばシカをしとめたとしましょう。そのまま担ぐと便が肛門から出てきてしまいます。便が出てくると、担ぐとき大変だし、ピックアップの荷台もよごれます、さらにさばくときに肉が汚染します。ならば、どうするか・・・・・・・・・・・・。

 シカの肛門からこの矢じりみたいな形をした道具を直腸に挿入し・・・・・・・、引き抜きます。すると、直腸脱状態。直腸が肛門から出てくるのでその直腸を縛っておしまい。これで便が漏れて困ることはありません・・・・・・・・。

 おそろしや。