消防署見学
10月9日、ミネソタ晴れ
暑い・・・・、今日も暑い・・・・。
さて、今日は近くの消防署で見学会があったので行ってきた。
昨日、長女の学校にファイアーファイターがやってきて、このイベントのことを教えてくれたのだった。
こちら消防署
並べられた消防車達
さて、消防車をじっくり観察します。
後部座席から助手席を観察。
酸素ボンベ、無線、懐中電灯が並ぶ。室内は鉄板がむき出し。
酸素ボンベ、無線、懐中電灯が並ぶ。室内は鉄板がむき出し。
センターコンソール
かなり古い車両のようだ。
かなり古い車両のようだ。
運転席に座ります。
気分は上々。ハンドルの角度とサイズはまさにバスかトラック。
気分は上々。ハンドルの角度とサイズはまさにバスかトラック。
さらにタフブック
署内に入ると子供向けの教室のようになっていた。
消防士の装備一式とその値段が書かれたタグ。
これは手洗いの重要性を訴えるもの。
このクリームを手に塗り、先ほどの黒い部屋にはいります。
すると、ブラックライトに照らされて、手に付いたクリームが光ります。そして、その後にあったトイレに行ってしっかりと手を洗ってから、もう一度、黒い部屋に入りクリームが十分に落ちたかどうかを確認するわけです。私も試しましたが、つめの周囲が光ってました・・・・・・。ブラシがあれば落とせたのですが・・・・。
すると、ブラックライトに照らされて、手に付いたクリームが光ります。そして、その後にあったトイレに行ってしっかりと手を洗ってから、もう一度、黒い部屋に入りクリームが十分に落ちたかどうかを確認するわけです。私も試しましたが、つめの周囲が光ってました・・・・・・。ブラシがあれば落とせたのですが・・・・。
そのゴールの隣で、消防士の服を着せてもらえます。
うちの子供たちも着ましたが、”重くて暑い、ヘルメットも靴も重い”との事。
うちの子供たちも着ましたが、”重くて暑い、ヘルメットも靴も重い”との事。
次に外に出ます。
てんぷら油火災の実演。
ふたを開けます。火がつかない・・・・。
しばらく加熱を続けて、再びふたを開けます。
まだ、火が付かない・・・・・。そこで、新しい油を追加して過熱を続けます。
まだ、火が付かない・・・・・。そこで、新しい油を追加して過熱を続けます。
火が付いたので、その消火の方法を説明します。
このように外側からふたを滑らして
消します。
くれぐれも、上からふたをしないようにと言ってました。
くれぐれも、上からふたをしないようにと言ってました。
こんなときに、フライパンを動かすとこうなります。
さて、ふたを取られたフライパン。油がめらめら燃えます。
もう一人の消防士が持ってきたのはコップにはいった水。
それをかけます。
ぼん!!!
大出火・・・・・。
大出火・・・・・。
見学者から悲鳴・・・・。
この実演が終わってから消防士と話をします。
This is very interesting. と言うと消防士はちょっと驚く。もっと怖いとか危険だとか言ってほしかったらしい。そこで、なぜ水を入れるとあそこまで燃え上がるのか興味があるんだよと説明。
以下、消防士の講義。
”いいですか。水と油は混ざり合いませんよね。加熱された油に水を入れると、油の熱で水は急激に蒸発します。その蒸発するときの力で油が激しく飛散してああなるんですよ。興味深いからと言って、自宅で実験しないでくださいね、部屋中が燃えますよ。がっはっはっは。”
と二人で大笑いして会話終了。
さて、再び署内に戻ります。
お、負傷者発見。
さて、子供たちへの講義が続きます。
こちら外傷の手当てや診察に使う道具。
聴診器、血圧を測るためのカフ、骨折部位に添えるための素材などが入っていますね。それと、気がつきましたか? 血糖値を図る器械とブドウ糖のチューブがありますね。これはね、日本の救急隊にも導入して欲しいですね。もしかしたら導入されてんのかな? でも日本にいた頃に”先生、意識障害の患者さん、血糖値が50だったんで、ブドウ糖いっときましたよ”なんて報告受けたことないしな。
聴診器、血圧を測るためのカフ、骨折部位に添えるための素材などが入っていますね。それと、気がつきましたか? 血糖値を図る器械とブドウ糖のチューブがありますね。これはね、日本の救急隊にも導入して欲しいですね。もしかしたら導入されてんのかな? でも日本にいた頃に”先生、意識障害の患者さん、血糖値が50だったんで、ブドウ糖いっときましたよ”なんて報告受けたことないしな。
こちら人工呼吸の実演。
娘たちも実際にやってみました。ただし、アンビューバッグをもむだけ。このアンビューバッグを使った人工呼吸で最も重要なのは患者の頭部の角度と、マスクの密着です。そこも練習して欲しかったな。
娘たちも実際にやってみました。ただし、アンビューバッグをもむだけ。このアンビューバッグを使った人工呼吸で最も重要なのは患者の頭部の角度と、マスクの密着です。そこも練習して欲しかったな。
さて、救急車とストレッチャー
広い!!
この後、私も実際に乗ってみましたが、広い!! しかし立つと頭が天井に当たります・・・・。それと、ストレッチャーは救急車の床にそのまま固定します。日本の良い救急車だと、ストレッチャーを載せる台は可動式で車の加減速に反応して傾斜しさらに振動を吸収してくれます。そういう意味では日本の救急車のほうがはるかにハイテクですね。ただ、アメリカの道路はほとんどフラットなので必要ないといえば必要ないですね。
この後、私も実際に乗ってみましたが、広い!! しかし立つと頭が天井に当たります・・・・。それと、ストレッチャーは救急車の床にそのまま固定します。日本の良い救急車だと、ストレッチャーを載せる台は可動式で車の加減速に反応して傾斜しさらに振動を吸収してくれます。そういう意味では日本の救急車のほうがはるかにハイテクですね。ただ、アメリカの道路はほとんどフラットなので必要ないといえば必要ないですね。
さて、救急車の運転席。
ここにもタフブック。それと、車両の状況を表示するモニターが。
消防士のジム。
ロッカー。
これ以外にも、署長のオフィスや、職員の休憩室なども見せてくれましたが、とにかく広い。
やっぱね、アメリカ、この広さがたまらなく素敵なんです。
今日は娘たちの教育目的でこの消防署を訪れましたが、むしろ私の方が楽しんでました。
娘と妻がこうつぶやく
”お父さん、いつまで消防車に乗ってるんだろうね・・・・・、すこしぐらい私たちの写真も撮ってほしいよね”