トロピカル大作戦

 12月19日

 昨夜、風呂に入っていて気がついた。

 なんかだんだんお湯がぬるくなっていく・・・・・・・・。

 そして、今日確信した。お湯がぬるい。

 このアパートは蛇口をひねればお湯が出るのだけれど、お湯の温度は各部屋では調節が出来ず、建物の中央にあるボイラーで沸かしたお湯を部屋まで届けていて、大体普段の湯温は44℃付近。おかげでやけどをすることはない・・・・・・。

 でも、夏から秋、冬になるにしたがって、何度かお風呂に入るには低すぎる温度になることがあり、その度に、アパートのオフィスにそのことを伝えて温度をあげてもらう必要があるのだ・・・・・・・。

 しかも、我が家はそのボイラーから最も遠くに位置しているので、そのボイラーの付近に住む住民の方に話を聞いても、”うちは寒くなかった”と・・・・・、なる・・・・・。


 さて、お風呂にお湯を張ってみましょう。

 うーん、ぬるい。まあいいか、とりあえず入ってみよう。

 さ・・・・、む・・・・・・、い・・・・・・。

 温度を測ってみましょう。

 36℃・・・・・・・・。

 これは温水プールかなにかか??????

 ちなみに室温は15℃。

 15℃の室温で、36℃の湯温・・・・・・・。

 どんどん、体が冷えていく・・・・・・。

 さて、どうしよう。三女と一緒に入って洗ってあげなければならないのだが、これではまた体調を崩すかもしれない・・・・・・。

 これまでこんな時は、キッチンでお湯を大量に沸かして入れていたので、今日もそうする。

 鍋ややかんを総動員し、なんども沸騰したお湯をいれて、20L入れたところでお湯の温度は満足いく温度まで上昇した。

 しかし、室温が低いのでどんどん湯温も下がっていく。これで、頭を洗って、体を洗って、再びシャワーを使って・・・・・・、え・・・、36℃のシャワーを浴びれば・・・・・・、せっかく温まった体も・・・・・・・。

 ついでだが、外気温は-10℃。

 この極寒のミネソタで、水風呂に入るのはちょっと楽しくない。


 どうしようかと思案していたら、妻がこれをもって来た。

イメージ 1

 そう、電気ヒーターである。

 これをつけて、室温が上昇するのを待つ。

 そして、ついに室温が15℃から30℃まで上昇した!!!!

 あちーーーー!!

 もうここは、ハワイかーって思うぐらい暑い。

 そして、おもむろにどうしようもなく冷たいシャワーを浴びる。

 気持ちいいーーーー!!

 もう気分はトロピカル。

 こんど、ついでにやしの木でも買って来てお風呂場に植えてやろうかな。

 お風呂上りには軽くのぼせていた。


 外気温-10℃、湯温36℃のお風呂を楽しむ方法のご紹介でした。

 ね、何事も前向きに。

 明日はアパートのオフィスが開くので早速、温度を上げるように言いに行こう!!!!! OOOOing coldだってね。あ、もちろんそんな汚い言葉は使いませんよ、実際は。