Merry Christmas to you.

 12月23日、ミネソタ曇り

 調子悪い・・・・・・・・、のどの痛み、咳、鼻閉、頭重感、目の奥が痛い・・・・・・・。

 風邪なのか片頭痛なのか、その両方なんだろうけれど、身の置き所が無いような感じ。


 そして実は今日が今年の仕事納めの日だったんだ。

 職場に行くと、廊下でアメリカンたちが楽しそうにクリスマスはどうするかを話していて、おっちゃん同士でこう言い合っていた。

 "Merry Christmas to you!"

 へー、そういうんやーっと思って、ちょうど帰ろうとして私のオフィスに立ち寄って世間話をした同僚に、同じフレーズを恥ずかしながら使ってみた。うーん、通じた。


 去年は年末も普通に働いていたのだが、今年は休み。

 明日、12月24日から大学の施設は病院等をのぞいて全館が閉鎖される。

 なぜかと言うと、理由は単純。

 経費削減である。

 この閉鎖期間(休暇)のことを大学は furlough と言う言葉を使っていた。

 なんじゃそりゃ?

 辞書で調べると、休暇とか一時解雇とか・・・・・・・、よう分からん。

 そんな時はアメリカ人の同僚に聞きましょう。

 彼曰く ”給与の支払い対象にならない休日”

 そうかー、一時解雇とでも訳すのが適切なのかな・・・・・・。

 そのfurloughの間、ビル内の電気は消され、暖房も必要最小限にするらしい。

 ミネソタ大学自体は財政危機にあるわけで、出費を抑えるのに必死なようだ。

 私のオフィスのあるビルにも張り紙がしてあって、”ビルは一般向けには閉鎖されますが、職員はカードキーや鍵を使って入ってください”って書いてあった。でもね、これを見てこう思うんだ。やっぱ、アメリカだなって。

 なぜなら、私が持っている鍵ではオフィスの部屋のドアを開けられても、ビルの入り口のドアを開けられないんだよ!!

 以前、休日にオフィスに用事があって何とかオフィスまでたどり着こうとしたけれどね、ビルに全く入れず無理だったんだよ!!!

 ね、アメリカって適当でしょ。そう、いい加減なんだよ。

 そんなわけで、明日12月24日から1月2日まで、なんと10連休!!!!

 うわ、どうしよ・・・・・。と、思いつつ大量の実験データの入った職場のラップトップを自宅に持ち帰ったのでした。