凍傷受傷9日目、治療開始後2日目
1月25日、ミネソタ曇り時々晴れだったかな??
さて、今週も仕事がしっかり入っている。
臨床、実験、実験、臨床、実験・・・・・。毎日、肉体労働。
先週末から、私のやっていることを若い研究者に教えようと外科的手技のところを私に代わってその若い研究者にしてもらい、細かく指導していたのだったが、大ボスから ”やめーい!” と言われちゃった。え?この技術指導の話って貴方が言い出したのではなかったのか??
と言うのが、私がした場合と、若い研究者がした場合、時間にして2倍かかってしまい実験としては激しいvarianceとなることが大ボスも良く分かったらしく中止命令が出たのだった。
そんなこと言っても、俺がいなくなったらどうする気なの? と聞いた所、”君がいなくなるまでに、今やっているこのとても重要な実験は是が非でも終わらせるぞ!!!” と言われた・・・。 この重要な実験が終わった後で、のんびり若者をトレーニングするそうな。誰が、鍛えるんだか知らないが。
ふう、いつも豪気だ。
そんなわけで、実験予定がぎっしり・・・。おかげさまでデータを纏め上げる時間なし。
さて、1月16日に負った凍傷の経過。
1月23日に気がついて真面目に洗浄とワセリンの塗布を行っているのだが、その後、上皮化が急速に進んでいる。
それがこちら。今日夕方の状態。
矢印で示した凍傷の中央付近には白く上皮が出来ている。
矢印で示した凍傷の中央付近には白く上皮が出来ている。
この程度の凍傷では真皮の損傷は軽微なので、湿潤環境さえ保ってやれば表皮がどんどん生えてくる。
そんな実例でした。