キャンパスコネクター

 6月8日
 今朝は肌寒く、小雨も降っていたので。職場へは車で行った。午前中はミネアポリスで会議があり、午後はセントポールで会議をしようということになったので、セントポールへの移動は大学のバスであるCampus Connectorを利用した。ミネソタ大学は大きく分けてミネアポリスキャンパスとセントポールキャンパスに分かれているが、それを行ったり来たりする無料の大きなバスが走っているのだ。
 しかし、同僚の勘違いで結局、ミネアポリスでは会議は開かれなかった。日本にいた頃なら、この同僚の勘違いに憤慨していたことだろう。でももう慣れました。そんなこともあるんじゃないかといつも思って生活しています。鈍感力にさらに磨きをかけるようにしています。
 日本ではたいていの職種において、仕事ができない人や、判断力が良くなく勘違いが多くてやばい人は、仕事を干されてしょんぼりと生きているのですが、ここアメリカではそうではない。日本では窓際でしか雇ってもらえないような人が堂々といかにも”私はこんなすごい仕事をしているのよ!”と自信満々で働いている。最初のころ、このことに気がつかず仕事を依頼していたが、いつまで経ってもやってくれず3回ぐらい催促してもまだしてくれないことがあった。その後、他の本当に優秀で信頼できる同僚にその件を相談したところ”あいつに物を頼んではいけないよ、えらそうにしているけど仕事できないから”と・・・・。こちらに来て思うのが”人を見かけで判断してはいけない”と言う事です。地味でおとなしい人が実は非常に有能であったり、えらそうに大声で喋り捲っている人が実は無能であったり。ここらへんにもアメリカの豊かさ、おおらかさを感じます。日本では”かいぜん”の対象にすぐになっているでしょう。
 さあそんなこんなで開かれもしない会議を待つ間、日本のボスから急遽依頼された仕事を片付けて、返信メールをぽちっと送信して同僚に電話。どうなってるんだい?と確認。"I'm so sorry"とホントに申し訳なさそうでした。彼は勘違いが多いけど根はとてもいい奴です。 さてそれならミネアポリスへ帰ろうとバス乗り場で待っているとこれです。

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 バス停の前の道路をかも?のような鳥類の親子がのんびりと歩いています。ミネソタには野生動物が多く、リスやウサギも多く見かけます。

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 真ん中に小さく見えるのが送ってくれたバスです。ちなみにハイブリッド(何と何のハイブリッドなのかは知りませんが、車重は相当ありそうな感じです)で内外装ともに新しく快適に利用できます。
 
 その後、帰宅してネットサーフィンしているとAppleが新型iphoneMacを発表していましたね。
http://www.apple.com/
 こちらに来てアメリカ製品に対する不信感を強めていましたが、よく考えてみると私が愛用しているラップトップはアルミユニボディのMacBookだし、デスクトップはDELLだし。いいものも沢山作ってますね。本当はiphoneもほしいのですがランニングコストが高いのでT-mobileプリペイド携帯を使っています。