衆愚政治の成れの果て
7月4日、曇りのち雨
さあ1週間の始まり。
いつものように朝から手術。
そして夕方帰宅する。
妻といつもの政治談義。
松本龍復興相の発言に関して話し合っていた。
以下そのニュース記事。
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東北放送のニュース番組によると、宮城県庁を訪れた松本氏は、村井嘉浩知事が自分を応接室で待たせたことに腹を立てた。数分後に村井知事が笑顔で現れて握手を求めると、松本氏は、「終わってから」と言って拒否。村井知事が水産特区を要望すると、県がコンセンサスを得ないと国は何もしないと突っぱね、応接室で待たせたことをこう非難したのだ。
東北放送のニュース番組によると、宮城県庁を訪れた松本氏は、村井嘉浩知事が自分を応接室で待たせたことに腹を立てた。数分後に村井知事が笑顔で現れて握手を求めると、松本氏は、「終わってから」と言って拒否。村井知事が水産特区を要望すると、県がコンセンサスを得ないと国は何もしないと突っぱね、応接室で待たせたことをこう非難したのだ。
「お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか、長幼の序が分かっている自衛隊なら、そんなことやるぞ!」
村井知事が自衛隊出身なのを指して言ったらしい。松本氏が身を乗り出して同意を迫ると、村井知事は、年下であることを意識したのか、「はい」と答えた。しかし、顔は引きつり、苦笑いを浮かべていた。
さらに、松本氏は、最後の言葉をオフレコとして、報道陣を見渡しながら、「書いたら、もうその社は終わりだから」と威嚇した。東北放送は、この場面さえ流しており、脅しには安易に屈しなかったわけだ。
その後、次々に他のマスコミが報道し始め、松本氏は、岩手県庁訪問でもきわどい発言をしていたことが分かった。
達増拓也知事が仮設住宅を要望したのに対し、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。さらに、「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないヤツは助けない」「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と放言を繰り返した。
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えーーーー!!! 大臣がこんな発言をするとは・・・。
でもね、こんな人、いるよね。
彼にとっては、こんな時でもメンツが重要なのか???
大臣がこんな話し方をしてよい訳が無い。
”しろよ!!!” だって???
そんな命令口調でその県の首長たる知事に発言するとは・・・。
松本さん、あなたは日本の恥だ。
あなたは紳士ではない。ただの野蛮人だ。もしかしてその野蛮人的発言が今の日本に必要とされているなんて思っているのなら大間違いだ。
あなたの言いたい事は少しは分かる。しかしその口調は最低だ。
そんな言い方をして、相手を不快にさせて、あなたの考えがまともに伝えられると思っているのか???
でもね、こんな人、日本には結構いるよね。
相手を恫喝して自分の命令に従わせようとする人って。
最低だな。
松本さん、あなたはやくざか???
官邸、地方行政に不満があるのならそれを解決する為にもっと紳士的に行動すべきだろう。
日本に帰って来ていろいろと思う所が多のだが。その一つをここに書かせてもらおう。
日本人は科学的思考が出来ぬ人が多い。
自分の考え、主観が正しいと信じて疑わぬ人が多い。
”主観”とはあくまで”仮説”であって”真実”ではない。
その”仮説”にすぎぬ”主観”を”真実”と信じて、仮説の検証を行うなんて事を全く考えつかない人が多い。
そんな人と話をしようとしても全く話にならない事が多い。
そう、仮説でしかない事を真実と信じ込んでいるような思考回路の人とは話が成立する訳も無い。
これが衆愚政治の基礎かなって思うんだよ。
視野が狭い。思考が科学的ではない。自己中心的である。メンツに対するこだわりが強い。
アメリカでは小学生の頃から科学的思考についての教育を受ける。
”観察、仮説の構築、仮説の検証、考察”
この繰り返しが日常生活に置いても重要である事を小さい頃から教わるんだよね。
今の日本の教育ってどうなんだろう。
もしかしたら今の日本の小学生って”仮説”って言葉や概念も知らないのかもしれないね。
松本さん、恫喝はやめましょう。
科学的、論理的思考を行い、それを相手に伝えましょう。相手を不快な気持ちにさせないように留意しつつ。
もしかして科学的、論理的思考とそれに基づく相手への説明があなたには出来ないのでしょうか。
だったら・・・。