もうすぐ1年、そして涙

 3月7日、晴れ


 3月11日がもうすぐやってくる。

 死者、行方不明者を合わせて約2万人。

 あの地震津波原発事故から1年が経とうとしている。

 このちっぽけな島国日本の国土の一部を失い、大切な同胞達の命が失われた。

 東北の方々は命の大切さとはかなさをその命、家族友人の命を犠牲にして気がついたと思う。


 このブログではさんざん日本国民を愚民と罵って来た。

 そういわせるだけの物が、今の日本人にはある。

 国家に依存し寄生している人があまりにも多い。

 国家は国民を守る。この事を当然だと思っている輩が多すぎる。

 国家は国民を守り、国民は国家の為に命を投げ打つ。そう理解し覚悟するべきなのに。


 ”政府は何もしてくれない” と嘆く人がいる。

 そんな国家にしたのは他の誰でもない、我々日本人である。

 この高福祉、高度医療、低負担である日本の社会保障制度に完全に依存し、自己管理、自己責任に勤める事を忘れてしまった日本国民。


 ここでくどいようだが、今一度言いたい。

 高額療養費制度を廃止せよ。(そもそもこの高額療養費って名前が気に食わない。アメリカと比較したらその診療報酬はたったの1割に過ぎず激安なんだぞ!!!)

 あんなふざけた制度は必要ない。

 国民は、医療費の支払いに備えて各自が生命保険等を購入すれば良いだけの話だ。

 国家に依存するなよ。


 この生温い社会保障制度が日本国民を堕落させたんだ。

 自分や家族の命そして国家を守るため働き、戦う意識。その程度が、アメリカと比較して極めて低い。

 医療は誰もが格安で受けれて当然としか思っていない愚民達。

 国家の為に命を投げ打つなんて覚悟なんか全くない愚民達。

 今、中国、韓国、ロシアに国土を蹂躙されているにもかかわらず、屁とも思わぬ愚民達。

 天皇陛下に関する報道に置いて、アナウンサー達が使うあまりにもお粗末な敬語に違和感も抱かぬ愚民達。

 ああ、救いようが無いのかこの国は愚民達は・・・。

 そんな事を考えながら暮らす日々。


 しかし、今日。このアメリカの番組を見た。


 この番組を見るきっかけとなったのがこちら、福島第一原発事故の壮絶な舞台裏 米テレビ局制作

 英語での番組なのでそれなりに英語が出来ないと理解出来ないが、非常にわかりやすい英語を使っているので英語に自信が無い方でもそれなりに理解出来ると思う。

 私も "54分ほどの番組だが、引き込まれて一時も目が離せなかった。"

 あふれてくる涙を隠す事が出来なかった。


 家族の命を失った人。

 命を守るため、国を守る為に、決死のmissionに挑んだ自衛官、消防隊員。

 なんだかふざけた事をぬかす、管。


 ぜひ、皆さん観てください。