生活保護

 5月26日、晴れ時々曇り

 外気温20℃、湿度48%

 蒸し暑くは無いが十分暑い。

 庭の芝刈りをしているだけでも汗が落ちる。


 さて、タイトルの件。

 先日から世間を騒がせているお笑い芸人の河本の家族の生活保護の不正受給問題。


 この会見はなんだかさらっと聞き流すと河本も頑張っとったんやなーと思わせられてしまう内容で、かなり事前の弁護士達との打ち合わせが良く出来ていたんだろう。

 しかし、じっくりと考えると聞き流せない内容ばかりである。

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--河本さんが芸人ではなく、仮に一般のサラリーマンであったら、今回の問題をどのように考えるか

 河本さん「年収が100万円にも満たない時代が数年にわたって続くこと自体がサラリーマンでは起きないと思います…」

 《河本さんは声を詰まらせながら、無理やりのどの奥から言葉を絞り出すようにして、続けた》

 河本さん「安定した収入があれば、早急な対応もできたと思います。しかし、それをいうなら、『なんで収入が安定してからも(生活保護を受給していたのか)…』といわれると思います。すべて自分の認識の甘さ。情けないと思うし、道義的にも人としてまだまだ未熟でした。すみません…」
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 母親や家族の為を本気で思うのなら、とっとと芸人をやめてサラリーマンせえや!!!

 それを生活保護に甘えてのうのうと芸人やっとっただけやないか!!!

 しかも収入が増えても、仕送りの額を低く申請して生活保護を続けている。

 それを河本は芸人の収入の不安定さから来る不安がそうさせたと主張する。

 ふざけんな!!!

 結局のところ、生活保護、この亡国に突き進もうとする日本国のあまりにも手厚く生温い社会保障を悪用し依存していただけだろ!!!

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 「収入が安定せず、いつ仕事がなくなってもおかしくない不安の中で、やらせてもらっています。母の治療もする中で、自分がだめになってしまうと全員がだめになってしまうのではないかという、勝手な不安に陥り、援助の金額を決めさせてもらいました」

 「母親は一人で僕と姉を育ててくれました。今度は自分がオカンを…。僕のオカンの面倒をみないといけないということに関して、自分の考えが非常に甘かった…」
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 ああ、やめてくれよ。オカンの面倒は結局、日本国民の血税がしてたんじゃないか。まじで悪寒がするわ。

 本気で母親やその他の親族の事を考えるならば、不安定な芸人の収入が不安ならばとっとと芸人やめちまえ!

 そして、会見のはしばしにでてくる”福祉の人と相談して決めた事”

 責任転嫁かよ。

 あんたほんまに日本人か?

 なかなかピュアな日本人にはこれら一連の発想は浮かびませんよ。


 さて、渦中の河本の家族はどうなんだ。



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  近所に住む親族4人が受給

  母親の生活保護不正受給問題について会見し、神妙な面持ちで認識の甘さを謝罪した河本準一。同問題の幕引きを狙ったものとみられるが、騒動は沈静化するどころか、新たな疑惑が浮上している。

  週刊誌『週刊新潮』最新号は、“生活保護大騒動!「河本準一」の「伯母」「母」「姉」の生活水準”という記事の中で、母親のほかに、姉、叔母Aと叔母Bも生活保護を受給していると報道。母親の自宅の隣のアパートに伯母A・Bが、その近所の2階建ての家に姉が住んでおり、それぞれが生活保護費を受けていたという。

  なお、会見では、「母親以外にも受給を受けている親族はいるのか」という質問に対し、同席した弁護士が「親族の生活状況はきわめて個人的な話になるので、お答えを控えさせていただきます」と返答。母親以外の親族の受給については明言を避けた。

  問題は沈静化するどころか・・・

  河本の姉は先日、週刊誌『週刊現代』の取材に応じ、「(母親が)不正受給と言われるのは心外。じゃあ、なんで市役所が認めたんですか! 不正だったら認められないでしょ!」「徹底的にやればいい。(片山さつき議員は)後で謝ることになる」と、逆ギレともとれる発言をしていた。

  『週刊新潮』の今回の報道を受け、ネットユーザーからは「姉、逆ギレする訳だ。自分ももらってたんだから」「まず働けない理由から問い詰めようか」「一族揃ってプライドないのが凄いなあ」「世の中、図々しい奴が勝つんだね」など、批判の声が続々とあがっている。根が深そうなこの問題、まだまだ尾を引くことになりそうだ。
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 うーん、すごい。家族揃ってこの価値観、倫理観。

 つける薬がなさそうだわ。

 デーブさん、河本さん問題で「モラルが低下している」
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人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんの母親が生活保護を受給していた問題で、放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんは「認識が甘かった、では通用しない。モラルが低下している。母親をネタにテレビ番組に出演したりして、収入アップにつながってきたのだから、余計に許し難い。仕事が不安と言っても、河本さんのように、売れて何年もたち、大手事務所に所属している場合は通用しない。いつリストラされるか分からないサラリーマンの方が不安だ」とコメントした。
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 特に許せんのが次の発言。

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--生活保護の打ち切りは、いつごろから検討していたのか

 河本さん「半年ぐらい前から話し合いをずっと進めていました。特に大病を患っているご家族がいる場合は分かると思うのですが、急に莫大なお金がかかることもあり、毎日の家族の生活もあり…。福祉の方には半年ぐらい前から話をさせてもらっていました」
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 ほう、莫大な金????? 年収5000万のあんたにとって莫大な金ってなんぼなの???

 大病を患っているご家族がいる場合は理解出来る?????

 はあ???

 何を言っているんだ???

 今の日本には高額療養費制度ってのがあってな、月、数百万かかる医療を受けてもな、数万円から十数万円の自己負担で済むんだぞ。

 それを外科医の私の年収の5倍になろうかという収入を得ているあんたが ”特に大病を患っているご家族がいる場合は分かると思うのですが” なんて表現で自分の行為を正当化しようなんて・・・・・・。

 Shame on you!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 さて、ウェブで河本に関するいろんな記事をもとにここまでのブロク記事を書いた訳だが、別の立場から記事を書かせてもらおう。

 この私の職業柄、患者がどのような保険でこの医療を受けているか知る事が出来る。

 そして生活保護(生保、せいほ、なまほ)を受けている患者も結構な頻度でいる。


 とある病気になり手術が必要になった中年男性。

 生保(”せいほ”、もしくは”なまほ”)だった。

 物腰の穏やかで、慎ましい生活を送っているんだろうなって印象だった。

 ただ、今回の病気になる前であれば仕事ができない状態ではないのになんで生保なんだろう???って疑問が浮かぶほど元気だった。

 そして身寄りがいないのかなと思っていたのだが、手術の説明(術前のムンテラ)の時に息子が来てくれると言うではないか。

 どんな息子さんなんだろうと思って病室に向かうと・・・。

 全身ブランド品を身にまとう、好青年だった・・・。

 そのシャツからズボン、靴、時計、眼鏡に至るまですべて有名ブランドの物だった・・・。

 なんでやねん!!!

 あんたの親父の主治医の俺は、全身ユニクロだぞ!!!!!!!!


 だから言うんだよ。

 社会保障の充実なんか必要ないって。

 その為の増税なんかもってのほかだよ。

 今の日本の手厚く、生温い社会保障が古き良き本当の日本人の美しき精神性を損ない、堕落を生み、依存によって成り立つ生活が当然のようになってしまっているんだ。

 社会保障の充実はその国民を堕落させるだけなんだよ・・・。

 河本のことをとやかく言う、あなた自身もその堕落した国民の一人かもしれないってことを考えて欲しい。

 いずれにしても河本よ、その罪深さをその身をもって本当に理解出来るまで制裁を受けよ。

 そして日本政府よ、岡山市の福祉の方々よ。こんなやからに仏心を出したのが間違いだったな。責任を押し付けられてますよ。結局、あなた方も平和ぼけした日本国民の一人なんだろう。


 昔、”芸の為なら女房も泣かすー” なんて歌があったよな。

 今は、”芸の為なら家族はせいほー” か・・・。

 終わってるな。