死を恐れて生きるよりも・・・
7月19日、快晴
とある新聞を読んでいたら、とあるコラムにこんな文章が書いてあった。
”死を恐れて生きるよりも、いつ死んでも後悔しないよう生きていきたい” と・・・。
ええこと言うなー、と思うのだが・・・。
最近立て続けに、患者やその家族からの仰天発言があったので、この一文が阿呆臭く感じてしまった。
そう、重篤でいつ死んでもおかしく無い状況の患者達とその家族達から発せられた言葉。
”どうせ死んだりしないんでしょ”
”死んでしまったら、それは医療ミスでしょ”
ああ、あほらしい。
高度に発達した医療をいつでもどこでもうけられ、平均余命が80歳を超える恐るべき現代の日本に棲む愚民達は、”死を恐れること”は無い、むしろ”人間は必ずいつかは死ぬ”と言う現実、真実、自然界の掟を理解出来ぬ、理解せぬのだよ・・・。
こんな国に誰がした?
それは安価であまりにも手厚い医療が受けられる今の社会保障制度であり、自己犠牲を屁とも思わず洗脳されてやっすい給料で激務をこなし続けた医療従事者達なんだよ・・・。
なあ。
俺たちの頑張りは、何を生んだんだ???