三女語

 7月31日、快晴

 最高気温36℃・・・・・

 うそ・・・、だろ・・・。

 ばたっ・・・。

 となりそうだが、気合いと根性で、ペダルをこぎ続ける。

 そう、夜、帰宅。

 激坂を登っていると、ご近所さん方が、イヌの散歩をしている。

 軽く会釈をするのだが・・・。

 お散歩をしているご夫人の表情は涼しそう。

 しかし、私の表情は、歯を食いしばり、前方を睨みつけ、肩で息をし、全身の静脈が怒張し、筋肉は盛り上がり、顔面は紅潮し汗だく。

 まるで鬼のような形相・・・。

 激坂を登りきって自宅に着いてもしばらく門扉を開けられない。

 全身から吹き出す汗。

 アスファルトに落下する大量の汗。

 170bpmを超えた、この心臓の鼓動を落ち着かせ。

 ロードバイクから降りて、ポーラーボトルのスポーツドリンクをがぶ飲みしてから、家に入る。

 ロードバイクのフレームも汗でぬれ、Edge 705のモニターもあせでにじむ。


 さて、表題の件。

 2歳の三女は今日も元気。

 良くしゃべるし、良く遊ぶし、良く怪我をする。

 そして、よく食べるし、どでかいうんちをする。

 ああ、素敵。

 I love you.


 ただ、私には理解出来ない言葉を良く使う。

 その一部をご紹介しよう。


 てべり


 あくすりーむ


 くつった


 かたむつり


 ごはんぶつ


 ごちままった


 かさな



 どうですか? 理解出来ましたか?

 私にはサッパリでしたが、妻や長女、次女はそのすべてを理解していました・・・。