座して死を待つ

 8月16日、快晴

 暑い日が続く。


 しかし、そんなことを気にしているような状況には無い。

 尖閣竹島、中国、韓国。

 天皇陛下への冒涜。


 この数日間、これをあえてブログ記事にはしなかった。

 怒髪天を衝く。

 それが今の心理状況ではあるが、あえてブログ記事にはせずにおこう。


 今の日本の政治、日本政府、日本国家は座して死を待つのみなのか・・・・・。

 日本の政治家は、海保の諸君は、私のような一外科医なんぞよりも国防、外交のことを熟知していると信じたい。


 戦略なきは座して死を待つが如し。


 先ほど、Washington Post、New York TimesWall Street Journalに記載された尖閣問題に関する記事を読んでいた。

 やっぱりな・・・。

 これだよ・・・。

 中国人は、韓国人は、いや、彼らだけに限らぬだろう。

 日本以外の国民や政治家は、自らの主義主張を主張しまくる。しゃべりまくる。絶叫しまくる。

 一方、日本の政治家・・・。

 ”法令に基づいて厳正に対処します”

 ”理解に苦しむ発言で遺憾だ”

 ”冷静に対処しなければならない”

 などなど・・・。

 それがそのまんま英訳されて各紙に引用されている。

 一方、中国や韓国の活動家や政治家がしゃべりまくっている嘘八百がそのまんま英訳されて各紙に引用されている。

 これがどれほど危険なことか平和ぼけした日本人には理解出来ぬのであろうな。


 アメリカなどの他国で働いたことがある人には分かるだろう。

 自己主張なき者、雄弁に語れぬ者はただ干されるのみ、滅びるのみ。

 たとえそれが嘘であっても、主張し続けたら真実になってしまうのが、国際社会の恐ろしさ。


 ”法令に基づいて厳正に対処します”

 ”理解に苦しむ発言で遺憾だ”

 ”冷静に対処しなければならない”

 この手の発言は、国際社会に対して何の価値も効果も持たぬ発言であることを日本の政治家は分かっているんだろうか・・・。



 戦略なきは座して死を待つが如し。




 雄弁は銀、沈黙は金。これは日本国内でしか通用しない。




 あれ???

 え? そういう意味なの?????。

 今、”雄弁は銀、沈黙は金” をググってみたら・・・。

 以下の通り・・・。



 金よりも銀が高かったのは、天然に自然銀として存在するのは、自然金に比して圧倒的に少なく、銀鉱石から銀を取り出す製錬法が未発達であったため、銀は金より希少価値があったのである。

 よって、沈黙よりも雄弁の方がよろしい、という意味です。
 たしか、韓国のことわざに嘘も百回言えば真実になる、というようなものがあったはずです。
 もちろん、おしゃべりがいいわけじゃありませんが、
 沈黙は美徳、なんてのは主張力のない人が逃げや自分の正当化のために作り出した幻想です。
 その主張力がない人たちの群れ、同じ幻想を持っている人たちの中でなら問題ないんでしょうが、諸外国ではそんなもの一切通用しませんね。