悪意に満ちた世界
9月25日、晴れ
今日も尖閣を奪いにシナの船がやって来た。
中国、韓国、台湾。
悪意に満ちた国家権力。
まず、前置きとして、これらの国の国民が悪意に満ちているとは言いたく無い。
しかし、中国共産党をはじめとするこれらの国家の政治首脳部はまさに悪意に満ちている。
彼らの発言を聞いていると、そう確信する。
大東亜戦争中の日本の軍事行為を、完全否定し、拒否し、憎悪し、そこから今の日本を悪意に満ちたまなざして否定している。
ありもしなかった事をねつ造し、それをまるで真実のように語る彼らの死後に待つのは地獄のみだと思う。
嘘つきは地獄に堕ちる。
そうだろ。
しかし、その悪意に満ちたやからを相手にこちらまで悪意を持って対峙したら、どうなるのか。
アメリカのように自らの主権を高らかに主張し、世界正義の名の基に、これらの悪意に強力な軍事力を持って対処するべきなのだろうか。
パネッタ米国防長官が、中国の次期国家主席就任が確実視されている習近平副主席と19日に北京で会談した際、沖縄県・尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内との立場を伝達していたことが分かった。米政府高官が25日までに明らかにした。
日中対立がエスカレートすれば米国も巻き込まれ、中国との関係が緊張する可能性も否定できなくなる。危機感を抱いたパネッタ氏が中国に挑発的行動に出ないようくぎを刺した形だ。
会談の際、パネッタ氏は「米政府は一方の国に肩入れする立場を取らない」との従来の方針も併せて表明したとみられる。習氏はこれに対し、日本政府による尖閣国有化で「争いが激化」したと批判、介入しないよう米国をけん制した。パネッタ氏は、18日の梁光烈国防相との会談でも同様の考えを伝えたとみられる。
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日米安保は、戦後の日本にとってなくてはならない物だった。
そして、いま、日本の領土を侵略せんとする複数の野蛮な国家が台頭する時代に置いてもやはりその価値は疑う余地がない。
しかし、いくらアメリカがそういってくれていても、自らその領土を自国民の犠牲を払ってでも守る覚悟を見せぬ日本は、国際社会に置いて評価を受ける事はなく、悪意に飲まれていくだけだ。
ことなかれ主義で、これまで偽りの平和を享受して来た日本。
今、まさに試されている。
日本の政治家、官僚の手腕が。
そして、同朋諸君の覚悟が。
悪意はどこまでいっても悪意でしかない。
悪意を抱いている人間は、自分の思想が”悪意”に基づくとは思っていない事が多い。
それをどう対処するか。
それは日々の暮らしにおいても当てはまる話ではなかろうか。
周囲が悪意に満ちていたならば。
あなたはどうする。
逃げるか? 正面から闘うか? 懐柔の道を探るか? 悪意に飲まれ服従するか?
あなたならどうする???
それとも、平和な生活、資本主義の恩恵に預かり裕福な生活を送れているから、そんなことはどうでもいいでしょって思うのか?