忘年会シリーズ

 12月22日、雨のち晴れのち曇り

 外気温は8℃程度。

 雨が降る中朝回診に出かけ、雨が降ってやんで、晴れて気持ちよくなって午後から娘達と庭で遊んで、6台ある自転車のうち5台を磨いて。タイアに空気を入れまくって。


 久しぶりにのんびりとした週末がやって来た。


 忘年会シーズンまっただ中で、4回予定されている忘年会のうち、2回に参加、1回は体調不良にて不参加、来週1回残すのみとなった。

 体調に留意しつつ、この年の瀬を乗り切っていきたいと思う。

 今週も、予定されていた手術以外に、緊急手術が合計7例だったかな・・・。ちょっと多すぎだけど・・・、まあ、毎年年の瀬ってこんな感じになるんだよな。

 外科医全員で手分けして、予定手術と緊急手術をこなし。そして、麻酔科の先生方や各部署の看護師さん方も獅子奮迅の働きぶりでこの死の淵にいた患者達を助けてくれた。


 まだ、今年を振り返るのは早いような気もするが、皆さん、よく働きましたね。

 忘年会で看護師長さんや他の医師と仕事の話をしていても、誰もが自分に厳しい。

 アメリカの医療を知っている私には、今の日本の医療は十分すぎるほど素晴らしいのだが、それでも、そこに問題を感じ、更なる改善を図ろうとする日本の医療従事者達。

 まあ、過度に自分や同僚達の問題点を探るのはやめましょう。

 今でさえ素晴らしいんだから。

 自虐的な発想から始めるんではなくて、自分と同僚達の働きぶりを讃え、自分たちに誇りを持ち、胸を張って今年を終えたいと思う。

 いやまてよ、日本の医療は素晴らしいって書いたけど、ちがうな。

 日本の医療”現場”は素晴らしい。しかし、日本の医療”制度”(社会保障制度)は最低だ。日本の社会保障制度=愚民製造システムだからな。


 それにしても不思議な気分だったな昨日は。

 世界最後の日なんて騒いでいる群衆が某国にはいるみたいだが、日本は至って平穏。

 自然災害の多い日本で、そんなマヤ歴だかなんだか知らんが(と、言いつつもググっていろいろ調べてしまったが)、そんなアホみたいなネタでも怯えていたら生きていけまへんよ。オカルトネタよりも現実はもっともっと過酷なんだから。