冤罪の被害にあった日
12月26日、曇り
今朝の外気温1℃。
いつも通りに激坂を下ってジテ通。
交差点だらけの通勤路。
主に車道を走るのだが、何カ所か横断歩道を渡るときがある。
今朝の出来事をこれから記す。
横断歩道Aを渡りさらに90°曲がって横断歩道Bを渡る交差点がある。
まず最初の横断歩道Aを渡り始めた。
交通整理にあたるおまわりさんがいるなーと思いつつ、青信号で渡り始める。おまわりさんは私のいる方向とは違う方向を見ている。
するとすぐに青点滅に変わった。
まあ、次の横断歩道Bはまだ赤信号なわけで、ゆっくりと最初の横断歩道Aを渡る。
なぜゆっくりかというと、早く渡りきって静止しないといけなくなるとビンディングを外す必要が出て来て面倒なので静止せずに移動する為と、歩行者に迷惑にならないようにする為、その2つの理由がある。
そして、横断歩道Aを渡りきると同時に赤信号になった。
その瞬間、おまわりさんが突然私の方を向いたので目が合った。そして、おまわりさんは歩行者・自転車専用信号をちら見して、なにやら怖い顔をして私に向かって手に持った棒を振り回しながら歩いて来た。
何だろうと思って横断歩道を渡りきった所で、左足のビンディングを外して停車した。
そして耳を疑うようなことをこのおまわりさんは言った。
おまわりさん ”赤信号!!! 赤信号ですよ!!! 分かってますか!!! え??? 分かってますか!!! 気をつけなさいよ!!!”
・・・・・・・・・・・・・・・
はああああああああ???
こいつ何を言うとんねん!!! しばくぞ!!! と思ったが、さてどうする。
選択肢① ”はあ? 青信号で渡り始めたんだぞ!!! 何もみてないくせに、なにをねぼけたこといってんだ!!!” としかりとばす。
選択肢② ”すみません” と謝る。
うーん、どうしようか・・・。
若い頃の私だったら迷わず選択肢①を選んでいただろう。
一瞬考え込んでいるとさらにおまわりさんはさらに私の顔を睨みつけ、こう言った。
おまわりさん ”なあ、分かってんのか? 赤信号だぞ!”
うーん、どうしましょうね。
ここでこのボケに反論しても時間の無駄だと判断し、”わかりました” とだけ答えてその場を立ち去った。
当然だが、謝罪はしていない。
それにしてもここ最近、ずいぶん堪忍袋の緒が太くなったもんです。
以上、プチ冤罪事件の報告でした。
この自分は正しいと信じて疑わないぼけポリ公。
こんな”やから”とやり合うのは骨が折れる。
なんつっても奴らは国から権力を与えられている。
そんな権力を持つ公僕たる存在の警察官が、こんなざまだからこの世は非常に怖い。
車にはドライブレコーダーをつけているのだが、今日、自転車にも小型のビデオカメラをつけようかと思ってしまった。
普段から、自転車に乗っていても車を運転していても信号は絶対に守るし一時停止では停止線の直前で完全に静止して左右の安全を確認してから発進する。信号のない横断歩道を渡ろうとしている人がいれば、必ず横断歩道のかなり手前で車を止めて歩行者や自転車が横断歩道を渡りきるのを待つ。
自転車に乗っていても赤信号では停止線の手前で必ずとまって信号が青になるのを待つ。
歩道を自転車で走るときは15km/h程度の速度に抑えて、歩行者がいたら10km/h以下のいつでもとまれる速度で移動する。見通しの悪い交差点では落車しそうになるほどのゆっくりとした速度で交差点に進入する。
以上のように、くそ真面目に道交法を守り、自分の身を守り、他人様に迷惑をかけぬように日頃から勤めている。
そんな私に向かって上記のような発言をするくそポリ公!!!
こわいよね、この世の中。
遠隔操作ウイルス事件で逮捕起訴されてしまった冤罪被害者の方々の気持ちが少しだけわかった。
俺もあんなくそポリ公のような大人にはならないように気をつけよう。
そう心に誓った日だった。