MacBookの修理

 2月17日、曇り

 今朝の外気温0℃。

 六甲山系の頂上付近にはうっすらと雪が積もっている。


 さて、愛用のMacBookに関して。

 実は先日、壊れちゃったのだった。

 どんな症状かというと、トラックパッドがクリックできなくなったのだ。

 普通にカチッと押さえただけではクリックにならず、かなり強く押さえないとクリックにならないのだ。

 ググっていただけたらその原因はいくつかあることが分かる。


 理由その一:バッテリーが膨張してトラックパッドを背面から押し上げている。

 理由その二:トラックパッドの位置を調節するねじが緩んでいる。


 まず、その一。半年前ぐらにに底面のアルミで出来たカバーが浮いてきているのに気が付いていた。

 その理由をあまり考えることも無く、経年劣化でカバーの固定具が削れてゆるくなったんだろうと思い込んでいた。

 しかし、今回のトラックパッドの件を調べてみて、バッテリーをよく観察してみると明らかに膨張している。

 理由その一の解決方法はバッテリーを新品に交換するか、トラックパッドの左右の手を置く部分を上から強く押さえつけることで解決する。

 そこで、トラックパッドの左右の部分を強く押さえつけてみると、確かにクリックできるようになった。が、それでも強くトラックパッドを押さないとクリックできないし、ドラッグは不可能な状態だった。

 なので、早速eBayで、交換用のバッテリーをポチッた。

 なんとそのバッテリーが約1ヶ月かかって届いた。しかも純正品じゃなかった・・・・・・。そしてバッテリー容量が純正品よりも少し少なかった・・・。 eBayでの買い物はこんなことが時々あるので覚悟して利用しないといけない。

 さて、バッテリーを早速新品に交換。

 バッテリーは問題なく使えるものだった。

 そしてアルミのカバーは浮き上がることなく”つらいち”となった。


 が・・・・・・・・・。なんと、トラックパッドがさらにクリックしにくくなった。

 バッテリーの交換でうまくクリックできるようになると思っていたのに、さらに症状が悪化した。

 がっかり。


 しかし、ここでへこんではいられないので、理由その二を検証するべくポチッたのがこちら。
イメージ 1

 ベンツドライバー。型番はDTY-03です。ベンツドライバーはいろいろあるのだが、MacBookに使われているねじをちゃんと回せるのはこれだって書いてくれている人がいたので迷わずこれを購入。

 これで何をするかを以下に記載しましょう。

 まず、こちら。クリックできなくなったトラックパッド
イメージ 2

 手前の部分がすこし沈んでいるのがお分かりいただけるだろうか。

 そして、底面のカバーをはずしてバッテリーをはずすとトラックパッドが見えてくる。
イメージ 3


 このねじを締めこむのだ。
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 その為に、先ほどのベンツドライバーを使う。

 ゆるゆるに緩んでいたこのねじをまず適当に締めていく。締めこむのに全く抵抗を感じない。すなわち、しばらく使っていたら自然に緩んでもおかしくないようなねじであり、このMacBookの設計そのものに疑問を抱かざるを得ないしろもの。

 時々、トラックパッドをクリックしながらねじを締めこんでいくと、一定以上ねじをしめると物理的にクリックできなくなる。すなわち、カチッて感触が無くなってトラックパッドが沈まなくなる。その位置からすこしねじを緩めるとちょうど良い状態になって軽快なクリック音を放ちつつクリックできるようになる。(追記:ねじを緩めていってクリックできる状態になってからさらに90度、緩めるぐらいがちょうど良さそうです。ギリギリクリックできる程度に緩めていると、膝に乗せたりした状態でボディーがよれているとクリックが出来ません。)

 こちらが調節後の状態。
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 調節前と比べて極わずかにトラックパッドの手前の部分が持ち上がっている。


 さて、実際にクリックできるのか確認してみよう。

 完璧。

 クリックもドラッグも完璧。

 トラックパッドを強く押し込まなくても小気味良いクリックサウンドを放ち、確実にクリックできるようになった。

 なんだか新品の頃を思い出した。

 オフィスで使っているとこのクリックサウンドがカチ! カチ!と大きな音に聞こえるので、周囲に迷惑になっているような気がして、物理的にクリックするのではなくて、タップしていたことを思い出した。


 さて、以上でMacBookの修理? 延命処置? 完了。

 いや、延命処置ではなくて、新しく生まれ変わった記念日か。

 まだまだ、使うよこの愛機を。


 ただ、正直に言うと、Windows 8 + Office 2013のラップトップを物色中なんだな。