いつまで暑いの?
8月19日、晴れ
朝起きてロードバイクに乗り、激坂を下る。
なんか変。
タイアがネバネバ、ぐらぐらするような感じがする。
クイックレリーズがちゃんと締まっていないのかと思って確認したが問題ない。
空気圧も昨夜120psiまでフロアポンプで入れたから問題ないはず。
どうも、外気温と路面温度が高すぎてタイアのゴムがふにゃふにゃになっているようだった。
真っすぐ走っているときは気にならないが、コーナリングをする時にいつもと感触が違って怖かった。
バイクを倒してコーナリングを始める瞬間にぐにゃっと来る。
極僅かな差なんだけど激坂の最初のコーナーではこけるかと思うほど違和感が強かった。
こんなくそ暑い日本の夏。
先日、夕方、仕事を終えて自転車置き場に向かいロードバイクを自転車置き場から出して帰る準備をしてたら、60歳ぐらいの男性患者さんが散歩をしていて声をかけてくれた。
患者さん ”先生、自転車で通勤してはるんか?”
私 ”ええ、そうです”
患者さん ”ええなあ。わしも昔、自転車に乗っててなー。ええなあ。”
私 ”ありがとうございます。でも、夏は暑くて。しんどいですよ。”
患者さん ”!!! なにゆうてんの! それがええのやないの! 今の季節が一番楽しいんや! ええなあ、わしも乗ってたんや、それと同じような自転車にな”
ぐっと来た。
いた、ここにも俺と同じ自転車馬鹿が。
この灼熱の夏にロードバイクで疾走する事に喜びを感じる人が。
そして、心を締め付けるような切なさを感じた。
何の疾患で入院している方なのかわからなかったが、今はもう、ロードバイクで走る事が出来ない体なのだろうか・・・。