良い腺腫だ じゃなくて 良い選手だ!

 8月25日、大雨のち晴れ

 午前中の大雨、すごかったですね。

 自宅のベランダから外を見ると、隣の家以外何も見えない。

 庭は芝が冠水し、田んぼのようになってました。



 さて、タイトルの件。

 ”選手” と変換しようとすると ”腺腫” と変換してしまうmy Macbook・・・・

 観ました?

 ボクシング。


 村田諒太 vs 柴田明雄

 オリンピック金メダリストの村田選手。

 彼のドキュメンタリー番組はこれまでほとんど見て来たけど、良い男だなーと思っていた。

 そして、彼を支える家族も素敵だなと。

 それが今日確信に変わった。

 良い選手だ。


 基本に忠実なファイティングスタイル。

 ガードを堅め、精度が高く、重いパンチを打ち込む。

 ボクシングや空手の試合を観るとき、俺だったらどう攻めるかな、って考えながら観るんだけどね。村田選手にはどうやっても勝てませんな。うーん、ローキックを打ち込んでも良かったら何とかなるかな・・・・・と空手じゃあるまいし・・・。


 そう、良い試合だった。

 もっと観ていたかったし、TKOじゃなくてKOが観たかった。まあ、あのままやっていたらKO勝ちは間違いなかったけど。



 先日は、山中選手が良い試合をしていた。

 山中慎介、神の左。

 相手の選手にはあれは見えないな・・・・・。

 第三者の立場で見ていたら、なんであんなにもろにあたるわけ?と思うけど、山中選手と打ち合っている立場だと、全く見えないだろう。あの左は。



 さて、山中選手に関しては少々残念な感じがしていた。

 それは相手選手をリスペクトするような発言が試合後に無かった事だ。

 相手を讃え、そして感謝を述べる。それが無かった。

 その点においても、村田選手は良かった。

 対戦相手の柴田選手を讃え、そして試合を作ってくれた人達、家族に感謝を述べた。

 それが、とってつけたような発言ではなくて、心底そう思っているんだってことが良く伝わってくる表情だった。

 今自分がここにこうして立ち、試合をして、勝ち、そして話が出来ている。

 すべてに感謝し、今を大切に生きている村田選手。

 あんたはすごいよ。


 さて、これからの彼の闘いに注目しよう。

 世界にはもっとパワーがあってスピードもあり、スタミナもある選手がプロの世界にはいるだろう。

 大砲のようなパンチを大雨のように打ち込んでくる他国のプロ選手を相手にアマチュアの世界で世界一をとった彼が今後どう戦うか。

 楽しみだ!!!





 それと、K一家の試合はもうテレビ中継しなくても良いんじゃない???

 立ち振る舞いと発言すべてに品がなく、下衆で、泥仕合しか出来ない。

 負けた相手も腹が立つというか、憎しみさえ抱かせるようなあの生き様はあんまり観たくないんだよな。

 でも、時々観てるな。

 KがKOされる所が観たくて・・・。

 負ける所が観たくてみちゃう試合と、どんな感じで戦ってくれるか観たくてみる試合。

 えらい違いだ。