不調
9月13日、晴れ
やっと一週間が終わった・・・。
今週は体調が悪かった。
火曜日。
朝からお腹の調子が悪い。トイレに行くとピーーーー。
手術をしていて途中からまたwaveがやって来た。
嫌な汗が出る。
なんとか我慢してwaveを乗り切り、手術を終えた。
水曜日、微熱が出だした。喉も痛い。咳もでる。早めに帰宅して寝た。
寝ていても何度も咳き込む。ムコダインを飲んだ。痰が出るようになって少し楽になったが、咳は続く。
木曜日、朝、目が覚めた。熱っぽい。そして、体が痛くてすぐには起きれなかった。長時間寝たからなのか、咳き込みすぎて筋肉を痛めたのか、右肩と右胸と右背部が痛い。僧帽筋とかがひどく痛くて、首が右を向けられない。寝違えただけなのか???
ストレッチをして、妻に筋肉をマッサージしてもらってジテ通。
何も考えにずに出発したが、すぐに気がついた。
これはヤバい!!!
首が右に回せない=後方確認が出来ない!!!
前方に路駐車両がある場合、右後方の安全を確認して手信号を出して車道にはみ出して走る必要があるのだが。
いてええええええ!!!
首ががががが!!!!!
痛みを無視して無理矢理首を回し、そして限界まで眼球を右に向けて後方確認した。
気合いだー!!! と、ひとりで盛り上がっていた。
無事、職場に着いた。
しんど。
そして、外来と手術をこなしてそのまま当直に突入。
休めるうちに休んでおこう。
午後10時に当直室でとりあえず寝てみた。
幸運な事に、なんどか病棟などから電話がかかって来たりしたが緊急手術にはならず、それなりに朝まで眠れた。でも、何度も咳き込んでいたので、近くの当直室や仮眠室で休んでいた先生達には迷惑をかけたかもしれない。
そして、今朝。
目覚ましが鳴った。
当直室のくそベッドから起きようとしたら、またしても首と肩と背中に激痛が・・・。
ああ、これじゃ外科医って言うよりも患者に近いんじゃねえか?
当直室で寝るんじゃなくて、病室で寝てた方がいいんじゃねえか?
とりあえず、痛みをこらえて仰臥位から側臥位となり、そして起きた。
温かいシャワーを浴びながら、ちゃんと動く左手で右肩や背中を自分でマッサージしてなんとか痛みを和らげた。
さあ、働くか。
患者さんとしゃべっていると咳が出る。
外来をしていても、なるべく小さな声でしゃべってもしゃべった後はしばらく咳が止まらない。
外来化学療法中の患者さんには正直にこう言った。
Armada ”あの・・・、私、風邪を引いてしまって・・・。なので、OOさん、この部屋に長居は無用です。まだ好中球が低めなので、早く、出た方が良いです。ゴホ、ゴホ、ゲホ。”
患者さん ”わかりましたーーー。お大事にーーー。帰りまーす。”
なんで俺が、”お大事に” って言われてるんだろ・・・。ありがたいような、申し訳ないような、情けないような。
そして針生検。
途中咳き込んでしまったら危ないので、後輩に頼んでしてもらった。
ありがとね。
そして、やっと夕回診。
病室に入って、患者さんを診察して話を聞いて、咳を我慢して、病室から出た瞬間、何度も咳き込む・・・。
ああ、なんなんだ、この体は・・・。
そして、仕事が終わった。
帰ろう・・・。そう、ロードバイクで。
ああ、空気が薄い気がする。
何度も咳き込む。
心拍数も150bpm程度でしんどすぎてそれ以上こげない。
激坂もこれ以上無いほど激遅で登った。
迎えを頼もうとか、電車で帰ろうとか、坂を歩こうとは思わなかった所が、自転車馬鹿の生き様か。
家に辿り着き、おいしい夕食を摂取。食欲があるってことは大丈夫ってことだな。
そして、コデインリン酸塩(=咳止め)を内服した・・・。
効くねえ。制御不能なほどは咳き込まなくなった。
さて、3連休。ゆっくり休もうと思うが、どうだろう。