高齢者医療と瀕死のEdge

 12月5日、晴れ。朝、外気温7℃。

 なんだか今週も毎日天気がよくて、しかも12月なのに温かい。

 ジテ通日和が続いています。


 さて、最近、90歳前後の患者さんの手術が続いている。

 皆さん、基本的に元気。

 手術して病気を治せばまだまだ元気で過ごせそうな人ばかり。

 手術の前には本人や家族に高齢者だからこんな合併症やこんな合併症が起きる危険が高いとか、術後肺炎になって死亡した方もいるとか、いろんな怖い話をしてから手術をする。

 でも、術後経過良好。

 患者も家族も、笑顔で喜んでくれる。そして病室に伺えば、そこでは娘さんや息子さんが術後経過良好で元気にしている超高齢の親を笑顔で見ている。

 詰め所で仕事をしている私の元までわざわざやって来て、謝意を述べ深々と礼をして。

 嬉しいです。

 なんだかんだと、日本の社会保障制度を憂いているわけだけど。こうして手術をして病気を治して、俺たちって良い事してるよね。と、思える。

 なんとか医療の予算を作り、患者にはそれなりに経済的な負担(自己負担額)を受け入れてもらい、高齢者であれ世界最高の医療を提供できる状況を維持していかなければいかんなと思う。

 この問題の解決は非常に慎重にそして大胆に行わないとな。




 さて、次の件。

 そう、愛用しているサイクルコンピューターGarmin Edge 705が瀕死だ。

 死が近いなと思っていたが、いよいよ先週から使えないぐらいヤバくなって来た。

 どんな症状かというとね、フル充電して使い始めても3日目でbattery lowの警告が出るのだ。

 フル充電しても3時間ぐらいでバッテリーが切れてしまうのだった。

 え? 一昨日、充電したばっかりだろ! って。


 うーん、困ったな。新しいEdgeを買うか???

 否。

 5年以上使用しているこの705。これまで、大落車にも耐え、ミネソタの極寒にも耐え、バッテリーの劣化以外は全く問題なく動作している。

 柔らかい素材で被覆されたサイドのボタンなんか、最初見た時はすぐにその素材が裂けてしまうのではないかと思ったがこれまで全く問題ない。

 Garmin 最高!!!

 ではどうするか?

 バッテリーを換えよう。

 てなわけで、早速、ebayでポチりました。

 バッテリーと工具のセットでなんと22ドル!!!!!

 届くのが楽しみだ。



 なんだか、705と元気な高齢者がかぶって見える。

 バッテリー交換すればまだまだ行ける。ってのと、手術を乗り切ればまだまだ生きれる。ってのが。

 ヒトと機械に共通点を見つける思考は不謹慎かな・・・。