またかよ!!!!!
3月4日、晴れ
ああ、またかよ。
朝から背筋が凍るわ。
この人という生活、国家、世界において ”またかよ!” ってことはいろいろなところで起きる。
またかよ!!! って言葉を使うとき、それは大抵、良くないことが起きたとき。
テストで5連続で100点をとっても、またかよ・・・、とは思わないし・・・。かなり勉強して5連続満点を取って、ふーっやったぞ、て感じだし。
宝くじが続けて当たっても、またかよーーーとは思わないし・・・。あたったこと一度もないし・・・。
そう、忌むべきことが再び起きて、その時に使う言葉。
”またかよ”
英語で言えば、”Oh, not again!” か。
そう、ウクライナ。
腐敗した政治家、「汚職大王」 ヤヌコビッチを市民が暴力的デモ行為で排除した。
そうしたら、あっという間にクリミアをロシア軍が占領してしまった。
いや、占領したってのはまだ適切な表現ではないか。
クリミアに展開したロシアは、ウクライナ海軍司令部を包囲し、投降をもとめたって報道。
ロシアはクリミアに進行し、ウクライナ軍に降伏せよと迫っている。
ロシア側は、軍隊をクリミアに展開した理由を ”ロシア系住民を守るため” と宣う。
??????????
え???
それって???
このプーチンの電光石火の決断と派兵に欧米諸国も驚き、怒り、制裁を始めている。
プーチンは、”自らの決断に責任を持つ、これが指導者として求められる。” と言っていたらしいが、どうなんだろね。
確かに決断力はすごい。
ただ、ロシア系住民を守るためって理由は、国際社会の理解は得られないし、その派兵の結果、ロシア系国民が多数死亡するような戦闘、戦争に発展する危険を大いにはらんでいるわけで、それが理由ならば愚かな決断といわざるを得ない。
が、こんなのは建前であることは自明。
ウクライナが資本主義の欧州国家の一員となり、黒海艦隊の母港を失い、西側の守りが弱くなり、さらには欧州思想がロシアに流れ込むことを恐れている。さらにはこの混乱に乗じて、ウクライナを占領しようとしているとも考えられる。
さあ、”またかよ!!!” ですよ。
すごい決断力ですねー。
さすが大国。
その内情を暴こうとするジャーナリストを次々と暗殺する恐るべき国家。
ばれちゃまずいようなことが沢山なんでしょう。
まあ、それはアメリカも同じだけどね。
そして、話はウクライナに戻ります。
今日のニュース記事。
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ウクライナの首都キエフは3日夜、ロシア軍が南部のクリミア半島で、ウクライナ軍に降伏するよう最後通告したとの報道を受け、怒りと恐怖、不安が交錯した。「ロシアの侵略者たちは必ずや後悔する」「プーチン(露大統領)は地獄への扉を開くだろう」。ウクライナ暫定政権と国民は、ロシアの“侵略”に徹底抗戦する姿勢で団結した。
ウクライナの首都キエフは3日夜、ロシア軍が南部のクリミア半島で、ウクライナ軍に降伏するよう最後通告したとの報道を受け、怒りと恐怖、不安が交錯した。「ロシアの侵略者たちは必ずや後悔する」「プーチン(露大統領)は地獄への扉を開くだろう」。ウクライナ暫定政権と国民は、ロシアの“侵略”に徹底抗戦する姿勢で団結した。
「ウクライナがクリミアを手放すことはない」
キエフのウクライナ国防省には、若者から中高年まで、志願兵の登録に続々と押しかけている。ロシア系住民が多い南部や東部でも志願者が後を絶たず、「これほどの愛国的な雰囲気はかつてない」(国防省報道官)という。
キエフ大学の女子大生、アリョーナさん(20)は「クリミアはウクライナの領土。母なる大地を守るために戦う」。男子学生のアンドリイさん(23)も「侵略者が勝てた戦争はない。どんなに長く苦しい戦いでもパルチザン(ゲリラ戦)の戦いに持ち込み、必ず勝利する」と述べ、圧倒的な軍事力を持つロシアにも屈服しない姿勢を強調した。
ロシア軍の展開にウクライナでは、正規軍だけでは対応できないとして、有志を募って装備を購入し、市民防衛隊を結成しようという声も上がるなど、一挙に対露防衛の準備が進もうとしている。
一方で、ロシア系住民には、戦争ムードに不安が広がる。夫がウクライナ人のナタリアさん(25)はロシアの家族に電話で、ウクライナでロシア系住民が差別を受けたり、暴行されたりすることはないと、いくら説明しても理解してもらえないと嘆く。
「いったい彼らに何が起きたのか。仲のよい隣国が戦争をしたら、取り返しがつかない。私たちのような家族は将来どうなるのか」と、ため息をついた。
3カ月も戦ってきたビジネスマンのオレグさん(49)は、先週の激戦で死亡した88人の遺影を前に悲しそうに語った。
「クリミアが簡単におちると判断したプーチンは大きな過ちを犯した。彼は正常な判断力を失っているのかもしれない。このウクライナの地で、兄弟国のロシアは自ら地獄への扉を開くことになるだろう」
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”キエフのウクライナ国防省には、若者から中高年まで、志願兵の登録に続々と押しかけている。ロシア系住民が多い南部や東部でも志願者が後を絶たず、「これほどの愛国的な雰囲気はかつてない」(国防省報道官)という。”
この記事を読み、うっすらと涙が浮かんできた。
この状況で志願兵に登録するということは、実際の戦闘に参加し、死ぬ可能性が高いのだよ。
なんとか、我々も微力を尽くして彼ら、彼女たち、老人もいよう、幼子もいるだろう、守ってあげられないものだろうか。
まあ、こんな偽善者といわれても仕方ないようなことを考えているが、せめて今の政権が自民党であり、首相が安倍さんでよかったと思う。
が、今のところ、安倍さんも ”決断” が十分にできていないと思いますが。
中国、韓国を敵に回し、さらにロシアまで!!! となると、悩ましく及び腰にもなるかという状況ですが、強い気持ちで欧米列強と力を合わせこの野蛮人どもに分からせてあげましょう。
さて、”またかよ!” はこの世界情勢のみならず、小さな井の中でも起きてます。
ねえ、”またかよ” ですよね。
自覚してますか?
第3者で後だしじゃんけん的立場で言わせてもらうと、”なにやってんの?” ですね。
以前、同じ事を立て続けにやらかした某外科医にこう言ってましたよね ”大丈夫って思ってそれをしてまたこうなったんだったら、その大丈夫って判断が間違ってたんちゃいますか?” って。
なのに、自分が逆の立場になると自分の決断(選んだ術式)を正当化しようという、その姿勢。
見苦しい。
”ムラ” からでて、プーチンのように公の場で戦ってみますか?
それともプーチンみたいに ”暗殺” を考えますか?