ケイデンスを上げろ!!! 続き

 8月29日、曇り時々雨

 8月も終わりだと言うのに、天気がよくない。

 でも、体は全身バキバキの筋肉痛。

 いや、脚はそれほどひどくないか。

 上半身の筋トレも再開してから気持ちが良いほど筋肉痛がひどい。

 大胸筋や三角筋がパンパン。



 この季節、自転車馬鹿(ロードバイク乗り)は真っ黒になっている。

 鍛え上げられて引き締まった下腿が黒光りしている。

 顔面も真っ黒で健康的な歯と暖かいまなざしが白く輝く。

 普通はね。

 そう、普通はね。

 私は・・・・・・・。

 色白のままです。

 まるでもやしのように・・・・・・。

 でも、体は確実に鍛えられている。


 腸頸靭帯炎の克服の為にした事を説明しよう。

 1.ケイデンスをさらに上げる。

 2.内股にする。

 3.X脚気味にする。


 まず、1のケイデンス。これまで、80-85rpmでこいでいたが、いまは90-95rpmでペダリングしている。

 つよいトルクをかけてペダリングするのではなく、回転数が上がってもトルクを軽くする為にケイデンスを10rpmあげた。これで腸頸靭帯にかかる力を減らす。

 次に、2の内股。腸頸靭帯炎になる人はがに股気味になっている。これは解剖学的に考えてみたら容易に理解できるが、がに股だと腸頸靭帯に応力が強くかかるのだ。これは3のX脚も同じ理屈。

 ビンディングペダルだと足がほぼ固定されているが、それでも15度ぐらいの可動域がある。その、可動域いっぱいまで内股にして走っている。

 そして、X脚だが、膝関節がトップチューブに擦れるほどの位置でペダリング

 これで、70kmは痛む事無く走行できるようになった。

 次は100kmを目標に走ろうと思うがまだその機会を得る事が出来ていない。


 さて、色白の件だが、実走の機会が少なすぎ、3本ローラーに乗っている事が増えて来たからだ。

 エアコンの効いた部屋でひたすらロードバイクに乗っている。


 先日、3本ローラーに1時間乗ってみた。

 かなり苦痛だった。

 まず、30分で激しく飽きる。1時間を目標にしている分、あと30分このまま漕ぎ続けるのかと思うと嫌になってくる。

 もうやめちゃおっかなー、って煩悩がこの心を動かし始める。

 ケイデンス90rpmキープで心拍数は140-150bpmで保って走り続けているわけだけど、30分もすると飽きて来て嫌になってくる。

 乗るのをやめようかって気持ちと、もっと激しくこいでもっと心拍数を上げて喘ぐように走りたいって気持ちの両方が襲ってくる。

 40分を超えるとお尻が痛くなる。

 ついに我慢しきれず、50分でトップギアに入れてケイデンスを110rpmに上げる。

 心拍数が170bpmを超える。ケイデンスを120rpmにさらに上げる。

 心拍数が180bpmを超える。さらにケイデンスを上げる。150rpm。

 184bpmになった時に、ふらついて落車しかける。

 そして、10分、クーリングを入れて、3本ローラーから降りた。

 3本ローラーはまさに修行。

 同じ事をただただ同じように続ける事から感じる苦痛を克服する為の修行。


 今度はギアを軽くしてケイデンス120rpmで1時間乗ってみようと思う。


 苦痛だとは言っているが、3本ローラーはトレーニングとしては非常に優れている。

 ペダリングの修正には必須かもしれない。

 LSDとしても最適だ。

 そして、精神力を鍛える事も出来る。


 それと、Tabata protocol(高強度インターバルトレーニング)も導入してみようと思っている。

 楽しみだよ。


 こんな感じで自転車馬鹿人生を送っているので、全身が痛い・・・・・・。

 朝起きて、体の痛みに戸惑う日々。