明石へ

 6月4日、快晴

 平均気温26.5℃

 昨日土曜日は朝から晩まで仕事。そのあと、お世話になっている方と夕食。

 運動もしていないのにお腹いっぱい焼肉を食べ、大満足。

 ただし、運動もしていないのにこんなに食べてしまい、美味しい焼肉を素直に喜べない自分の思考回路がちょっと嫌になる。

 さて、今日は走る。

 2週間前に琵琶湖を115km走って脚が日焼けしまくり、それが昨日からボロボロと剥がれはじめて、汚らしい脚になっている。やはりゆるポタで長時間外にいるときは脚にも日焼け止めを塗ったほうが良い。

 今日は、ゆるポタではなく、SSTのつもりなので日焼け止めは顔面並びに頚部のみ。

 ゆるポタのときにはくレーパンは少し大きめでゆとりがある。一方で、今日のようなトレーニング目的のときはぴたぴたのレーパンとジャージを着る。その結果、レーパンの丈が短くて2cmぐらい日焼けしていない脚が露出、、、、、、 不細工だな、、、、、、 まあいいか、見た目なんかどうでもい。

 ひたすら西に向かって走る。

 三宮を通過し、長田、須磨、垂水、舞子、明石。

 あ、新しいイオンの前を通過したけど、もうじきオープンらしいので楽しみだ。

 可能な限り海岸沿いを走る(信号がないため)。海岸ではパドルサーフィン?をしている人、ビーチバレーやBBQをしている人もいた。みなこの休日を有意義に過ごしている。なんだか俺も楽しくなってきた。

 ゆるポタグループも何組か見かけた。

 そして、とあるコンビニで休憩。チキンをたべて、ポカリを補給して折り返す。

 帰りがけにお腹が空いたのでたこ焼き屋に寄って、エネルギー補給。

 そして2国をひたすら走る。軽いアップダウンがあるのでそこはダンシングで一気に通過。このときは400wぐらい出ている。

 うーん、最高に楽しい。

 その結果は、

 走行時間 3時間27分、距離 91.5km、1660KJ、251TSS

 わずかづつ、パワーが上がってきている。

 Starvaで見ても自己ベストが23箇所あった。

 トレーニングの管理はTrainingPeaksで主に行っているけど、Stravaは区間を自動的に区切って自己ベストを表示してくれるので楽しい。サイクルコンピューターのラップボタンをいちいち押す必要がないので便利。


 それと、琵琶湖を走っているときに2回もチェーンが落ちたので、早速、Rotorのチェーンキャッチャーをポチっておいた。それを今日、出発前に取り付けて、フロントディレーラーの調整を行った。そのおかげもあり、今日はメカトラ一切なし。フロントディレーラーの変速も絶好調。

 しかし、もうこれ以上、機材に手は加えないだろう。

 ペダリングモニターを使い始める前は、ホイールを変えたいとか、軽量パーツにしたいとか様々な物欲があったが、今はほとんど何も欲しくない(実は新しいシューズが欲しい。今のシューズは少し大きくてよろしくないことを先日知ってしまった)。

 なぜなら、この貧脚をどうにかしなければ、機材をよくしても大して速くならないことを知ってしまったから。

 現時点での目標はPWR 3.5w/kg

 そう、それさえもないのだ。

 アマチュアのトップ選手は余裕で4w/kgを超えている人がゴロゴロいるらしいが。

 自転車競技で重要なのはトレーニング33%、食事33%、休息33%、根性1%とプロ選手がブログで書いていた。

 そうだよなぁ。どんなに根性出しまくって走っても突然、PWRが4を超えたりしないもんな、、、、、、、、

 脚が早々に終わって、惨めな走りをするだけだもんな。


 空手道は根性の比率が1%以上だと思うけど、自転車競技はもっと科学的でもっと冷酷だと思う(だから、プロの世界ではあのドーピングしまくりの暗黒時代があった)。

 逆にトレーニングは裏切らない。それが自転車競技

 空手道はトレーニングも当然重要だが、試合で勝つには度胸と気合と根性がなければどんなにフィジカルが優れていても勝てない。


 もっともっと走りたい。もっと体を酷使し、BCAA、プロテインを摂取し、FTPを上げたい。

 仕事と趣味を高い次元で両立したい。

 そう、楽しいじゃない。いい仕事をして、いろいろな側面で社会に貢献し、そして自分の時間を有意義に使う。

 生きてるってこういうことだと思う。

 休日に家にいないから、家族はちょっと呆れてるけど。

 でも、娘たちも随分大きくなって、自分たちの時間を自発的に大切に過ごせるようになって。


 俺もトップ選手を見習ってこつこつとトレーニングをしよう。

 疲れているからとか時間がないからとか、そんな言い訳は一切不要。

 時間を作り、疲労を管理し、体を鍛える。