ランスは本当にアシスト役に徹するのか

 7月20日、晴れのち曇り。今日も快適。

 今日ツールは休息日。第15ステージの記事を読んだり、選手のコメントを読んでました。たとえばこちら http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11509

 コンタドールは闘志あふれるコメントをしています。しかし、昨日の第15ステージはどの選手にとっても辛いステージだったようです。エヴァンスのコメントなんか、もう本音をいっちゃってます。何人かの選手が心と身体を砕かれたようです。

 そして何よりも気になるのが、ランスのアシスト宣言。昨日のステージ終了後のインタビューでもコンタドールを褒め称え、彼が最強だと言っていましたが、その眼にはうっすらと涙がうかび、口元をゆがませながら話していました。
 やはりコンタドールがアタックしたときにランスには足が全く残っていなかったんだなと。あれは作戦でも何でもなく、ランスは本当にコンタドールを追えなかったんだなと思います。

 単純に悔しいという言葉では表せないような感情がランスの中に渦巻いているでしょう。かつてはランスを追うことは誰も出来なかったのに今、ランスはコンタドールを追うことが出来ない。

 本当のこのまま、アシスト役でこのツールを追えるのでしょうか?そうではないことを期待しています。お願い、ランス!、このまま終わらないで。

 進行癌から生還し、ツールを連覇した彼が、いま、またツールを戦っていることは奇跡かもしれない、そんな彼にまた奇跡を期待するのは酷かもしれない。でも、彼がこのツールをどこまで戦えるのか?、この好奇心を抑えることは出来ない。



参照
Versus.comのツール動画サイト http://www.versus.com/tdfvideos#
この中の Stage 15 Recap にランスのインタビュー映像があります。 日本からもみられるでしょうか。