ブチッと切れて、登れずに、緊急日帰り入院

 1月16日、曇り

 まず、今日のタイトルの件、まるでアキレス腱が切れたの?と思わせますが、人間の話ではありませんので御心配なく。


 天気の悪い日が続きます。

 どーんよりと曇っている。

 まあ、雨や雪が降らないだけましか。


 今朝もTrekロードバイクにまたがり、出発。

 なぜか今日は緩やかな追い風で気持ちが良い。

 制限速度並みの速度で走れるので流れも良い。

 でも、ちょっと気になっている事があった。

 先週からリアディレーラーの調子がおかしかったのだ。

 シフトしてもギアが変わらなかったり、シフトしていないのに突然、カチャっとギアが変わったり・・・。

 うーん、先日、自宅に停めていて強風に煽られて倒れたので、リアディレーラーが曲がってしまったのか??? と思っていたのだ。


 そして、仕事を終えて7時頃に帰路につく。

 今日は早く帰れる!!!

 天気は曇り、でも気持ちは晴れ。

 そして、職場を出発してなだらかな上りの道を2kmすすんだ時・・・。

 リアディレーラーを操作した瞬間・・・。

 ブチッと音をたてて何かが壊れた!!!

 シフターの感触がおかしい・・・。

 変速も出来ない・・・。

 な、ん、と!!!

 シフトワイヤーが根元から切れてしまった・・・。

 その結果。一番重たいギアに固定されてしまった。

 これではピストじゃなくてシングルスピード状態・・・。

 その後、東西方向のなだらかな上りの道はなんとか走れたが、南北方向の激しい坂はやはり無理。

 2kmぐらい自転車を押して歩く事になっちゃった・・・。

 なんだかむなしい。

 ロードバイクで普通の自転車よりは遥かに軽いのだが、それでも押して歩くと重く感じる。


 やっと帰宅。

 すぐに行きつけの自転車屋に電話して修理依頼をしてから車にバイクを積んで出発。

 あっという間に直してくれました!!!!!

 メカニックさん曰く ”いつかは切れる消耗品ですから1年とか2年に1回は交換してください”

 ・・・・・、そう、新車で買ってから一度も交換していない・・・。

 反省。


 シフトワイヤーが切れても、重大事故にはつながらないと思うが、ブレーキワイヤーが例えば坂を下っている時に切れたら命に関わる。それを未然に防ぐために、定期的に交換しておくってのは自転車乗りの当然の義務だわな。

 反省。

 そんな気分に浸りながら車を運転して帰宅途中。

 左前方に、車道の脇を全くの無灯火で自転車で走るおっさんが・・・。

 反射板もついていないので視認が極めて困難。

 自殺志願者か???

 夜間、車道を自転車で走るという行為はかなりのリスクを伴う。

 そのリスクをなるべく減らすために、非常に明るいテールライトを装着し、リフレクター機能のあるシューズを履きと工夫しながらジテ通する訳だ。

 リスクを認識し、そして自分の身を自ら守る。

 そんな事もしないおっさんを見て、なんだか寂しい気分になったのだった。



 さて、シフトワイヤーの交換とリアディレーラーの調節をしてもらって私のTrekは快調になったはず。

 明日からの自転車通勤が楽しみだ。


 と思いつつ、通販でブレーキワイヤーを物色中。

 ちなみにコンポは105です。

 今回は緊急事態だったので自転車屋さんに駆け込みましたが、本来はなるべく自分でするべき作業です。