ミネソタステートフェアー その3 最終話
ミネソタステートフェアー その3
さて、続きを書きます。
多国籍のマーケットプレースで異国情緒を感じたのち、再び歩く。
子供向けのカート場
さて、こちらが問題の ”誕生の奇跡”
何の建物かというと、畜産動物の出生を見ることができるのだ・・・・。
まず、ひよこ。
ニワトリ=chicken です。
ニワトリ=chicken です。
やぎ。
やぎ = lamb です。
やぎ = lamb です。
ぶた。
ぶた = pork です。
ぶた = pork です。
生後、2日目のpiglet
ブタってのはすごいですよ。生後2日目でご覧のように自力で歩行、自力で哺乳しますからね。
ブタってのはすごいですよ。生後2日目でご覧のように自力で歩行、自力で哺乳しますからね。
さて、こちら
う歯が、じゃなくて牛が出産中。人が多すぎで肉眼では確認できず、天井からぶら下げられたモニターで見ます。そして、観衆から大歓声が!!! うまれました。
う歯が、じゃなくて牛が出産中。人が多すぎで肉眼では確認できず、天井からぶら下げられたモニターで見ます。そして、観衆から大歓声が!!! うまれました。
そう、牛 = beef です。
畜産が盛んなミネソタ、少々臭いこの建物だが、大勢の人で埋まり身動きを取るのも大変なほどだった。そして、pigletを抱かせてもらって、Sooooo cuuuuute なんて叫びながら満面の笑みで喜ぶアメリカンのおねえさん方。
こうしてね、動物の出産を本当に経験できるなんてのは、日本ではなかなかないでしょう。そして ”誕生の軌跡” なんて名前を建物につけたりしてね。
しかし、私はこの場を一瞬でも早く離れたかった。しかし、子供たちの教育にもなると考えてじっと我慢していた。なぜ、私はこの場を離れたかったか・・・・・。その理由を説明しよう。
みなさんすでにお気づきでしょう。ここで飼育されている動物はすべて肉食用の動物です。観客たちはその動物が子供を産むシーンを見て興奮して喜ぶんですよ。確かに出生ってのは奇跡です。正常な個体を人間の力で科学的に作り出すのは今のところ完成されてませんしね。でもね、これらの動物たちが最後どうなるかを考えている人はこの会場の観客にはいなかっただろうな・・・・。まず、全頭、人間の手によって殺されるわけですよ。人間が管理して子供を作り、そしてその子供が人間の手によって殺されて食べられるわけです。そう、私だってほぼ毎日、何らかの肉を食べてます。
動物愛護団体の活動は、ご存じのようにアメリカでも盛んですよ。でもね、こうして毎日毎日、大量の動物を殺して、口にしているアメリカ人がね、動物愛護・・・・・か・・・・、って思うのだった。人によって管理されている動物はいくら殺したって構わんのよってのがアメリカ人動物愛護団体の主張なんだろうかね。
私はこうした動物たちに感謝するけれど、その出生をみて喜んだり、アメリカ人のように興奮したりする気には全くなれないのだった。
こうしてね、動物の出産を本当に経験できるなんてのは、日本ではなかなかないでしょう。そして ”誕生の軌跡” なんて名前を建物につけたりしてね。
しかし、私はこの場を一瞬でも早く離れたかった。しかし、子供たちの教育にもなると考えてじっと我慢していた。なぜ、私はこの場を離れたかったか・・・・・。その理由を説明しよう。
みなさんすでにお気づきでしょう。ここで飼育されている動物はすべて肉食用の動物です。観客たちはその動物が子供を産むシーンを見て興奮して喜ぶんですよ。確かに出生ってのは奇跡です。正常な個体を人間の力で科学的に作り出すのは今のところ完成されてませんしね。でもね、これらの動物たちが最後どうなるかを考えている人はこの会場の観客にはいなかっただろうな・・・・。まず、全頭、人間の手によって殺されるわけですよ。人間が管理して子供を作り、そしてその子供が人間の手によって殺されて食べられるわけです。そう、私だってほぼ毎日、何らかの肉を食べてます。
動物愛護団体の活動は、ご存じのようにアメリカでも盛んですよ。でもね、こうして毎日毎日、大量の動物を殺して、口にしているアメリカ人がね、動物愛護・・・・・か・・・・、って思うのだった。人によって管理されている動物はいくら殺したって構わんのよってのがアメリカ人動物愛護団体の主張なんだろうかね。
私はこうした動物たちに感謝するけれど、その出生をみて喜んだり、アメリカ人のように興奮したりする気には全くなれないのだった。
さて、三女にミルクを飲ませていると、次女が買ってきた
cotton candy 綿あめですね。クーポン使用で1ドルなり。このcotton candy、会場に入った時から次女が、”ねぇー、買ってよぉー、コットンキャンディー。プリーーーーーズ、プリーーーーーズ。” と言い続けていたのだった。
cotton candy 綿あめですね。クーポン使用で1ドルなり。このcotton candy、会場に入った時から次女が、”ねぇー、買ってよぉー、コットンキャンディー。プリーーーーーズ、プリーーーーーズ。” と言い続けていたのだった。
子供も喜ぶステートフェアー、大人も楽しめます。
バンド演奏を聴きながら飲める。
このような小規模のコンサートから、巨大スタジアムで行われる有料の全米的にも有名なミュージシャンたちのコンサートまで様々な音楽が楽しめます。
このような小規模のコンサートから、巨大スタジアムで行われる有料の全米的にも有名なミュージシャンたちのコンサートまで様々な音楽が楽しめます。
そして大人向けの遊園地
さらに少し歩いていると発見!!
でました!! チーズカーズ。
チーズカーズを食べていると、若いお兄ちゃんとお姉ちゃんに突然、声をかけられる。
おにーちゃん ”ぬいぐるみ要りませんか????”
私 ”ええ?? うちの娘たちぬいぐるみ好きだけど・・・・・”
お ”要ります???”
私 ”う・・・、うん。くれるの・・・・”
次女がもらったもの
大きなぬいぐるみ。
大きなぬいぐるみ。
なぜ彼らには不要だったのかは聞けなかった。しかし、ここはアメリカ。一般市民でも寄付donationの文化が根付いている。”誰かを喜ばせてあげたい”という気持ちがアメリカ人には強く、そしてそれをちゃんと実行している人が多い。
例えば、些細なことだが、同僚がなにかを食べている時、偶然通りかかると必ず呼び止められて ”食べます?どうぞ!”と言って沢山食べ物を分けてくれるのだった。クッキーだったり、アイスクリームだったり、ケーキだったり、チップスだったり、チョコレートだったり・・・・・。
ただし、先日、”俺、アイスクリーム好きじゃないんだわ” と断ってしまった・・・。それを聞いていたアイスクリームをこよなく愛する同僚の若い女の子が激怒・・・・。
”なんでアイスクリームのことを嫌うのですか!!!!”
”脂肪がたくさん、グルコースも沢山だろ・・・・、ヘルシーじゃないだろ・・・”
”ぎくっ・・・・・・、そうだね・・・・・・、君の言うとおりだね・・・・・・、アイスクリームちょうだい・・・・・・”
さて、晩御飯時にもなったし、三女を風呂に入れないといけないしってことで帰宅。
総歩行距離約6km、滞在時間約7時間でした。
帰宅途中のバスで妻に聞かれる。
”ねえ、晩御飯食べられる????”
”いや、いらない・・・・、おなか、全く空いてない・・・・・・”
食い倒れのステートフェアー。