出船！！！ - 自転車馬鹿の外科医のブログ

　8月28日、快晴！！！

　昨日のサンダーストームは嘘だったかのように、本日は快晴なり。

　日曜日なんだけど、朝4時起床。

　病院に午前5時前に到着した。

　さて、いつもだったらこんな書き出しだと、”緊急手術がありました”　ってのばっかりだったが。

　今日は違う。

　こんな早朝に入院患者の状態を確認した後、病院の裏に集合。

　真っ暗闇の中、車に乗り込む。

　いざ出船！！！

　そう、職場の　”釣り部”　の方々からのお誘いを受け、沖釣りに参戦すべく早朝集合したのだった。

　総勢十名で沖釣り。

　向かった先は淡路島。

　港のそばのコンビニで買い出し。その時に、入手した淡路島サイクリングマップ。

　最長コースは淡路島一周で距離150km。この自然でいっぱい、眺めも最高な淡路島を150kmも楽しめるなんて・・・、最高！！！　こんど走ってみよう。

　集合したときは真っ暗闇だったが、到着した頃にはご覧の通り。

　海は広い！！！

　船に乗り込み、沖に出る。

　他の遊漁船が多数。

　まずはジギング。

　これで、ツバスを3匹。

　2時間ジギングをしたら左腕が痛くなって来た。

　実は、沖釣りはこれが初めてだった。

　学生時代はバスフィッシングにのめり込み、毎朝早朝にバスを釣りに行って（貧乏学生なので当然おかっぱり）それから授業や実習に参加していたが、沖釣りは初体験。ジギングもテレビではよく見ていたが、自分でするのは初めて。よって、普段は使わない筋肉を使用したため、痛みが。

　ここで、根性入れて続行しても良いのだが、それでは腕が痛くて手術が出来なくなってしまうので即中止。

　その後は、サビキでのんびり。

　そのサビキでツバスを2匹追加。

　その頃、釣り部副部長が、まるで魚を海から引き抜くかのような勢いで次々と釣っていく。

　その途中、生け簀はご覧の状態。

　照りつける太陽に肌が焼かれる。

　さて、3時間ほどツバスと戯れた後、移動。

　その途中、風車が見えた。

　自然エネルギーか・・・、これでこの国が支えられるのか？？？　淡路島だったら大丈夫なのか？　この風力発電で淡路島の電力需要をどの程度満たしているのか？？？　様々な疑問が浮かぶ。今度調べてみよう。

　さて、次なるターゲットはごらんのキス。

　初めてのキス釣り、私は20匹程度の釣果だった。

　遊漁船の船長は魚群探知機を使用して釣り場を選び、水深を我々に教えてくれるのでそこに魚がいるってのは確かなわけだ。そして、竿を入れるとすぐにあたりがある。でもね、なかなかフッキング出来ない。ぐわーん、って当たりと、こん！こん！って当たりの違いにしばらくして気がつく。その後は、安定して釣り上げる事が出来るようになった。

　バスフィッシングで培った竿先で魚を感じる能力。これは沖釣りでも有効ですな。

　バスはあわせる事が非常に重要なんだけど、キスは”あわせなくても良くわかんないうちに釣れてました”ってことが時々あった。

　いやしかし、釣りをしたのは何年ぶりだろね。

　楽しいね。

　途中まではスポーツ感覚だったんだけど、キスのあたりを感じる為に集中しているときなんか、漁師の気分だったね。

　昼過ぎまで楽しんで、全員で魚を分けて帰宅。

　家に帰ったのは良いのだが・・・、陸が揺れる・・・。

　部屋が上下に揺れているように感じられて立っていると気分が悪い・・・。

　出かける用事があったのだが、キャンセルして寝た。

　初めての沖釣りは楽しくもあり、学ぶべき点も沢山あった。

　さて、晩ご飯前。

　魚を捌きましょう！！！