Eagles Nest Indoor Playground

 1月18日、ミネソタ曇り時々晴れ。今日は祭日。

 温かくてニット帽もフェイスマスクも必要ない。日中の外気温は0℃前後だった。

 0℃ぐらいだと外に出るときもフリースやパーカーだけで十分。ミネソタの気候に慣れつつある今日この頃。

 今日は子供たちに運動させるため、近くのインドアプレイグラウンド Eagles Nest Indoor Playgroundへ行って来た。

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 バーガーキングとかにあるプレイグラウンドを大きくしたような感じで、子供たちが走ったり登ったり滑ったりしている。

 次女は ”私もう英語しゃべられるからだいじょーぶー” と言って子供たちの渦の中に突っ込んで行った。ホントに英語がしゃべられているかは知らないけれど、そう思えることはいいことだ。今後、さらに成長することは間違いないだろう。

 子供たちに遊ばせている間、私と妻は本を読んだり、フリーのアクセスポイントがあったのでネットをしていた。

 しばらくして2歳ぐらいの男の子(たぶんソマリア人だろう)が近づいてきて私たちをジーっと見ている。”こんにちわ”と言うと、その男の子はとても素敵な笑顔で微笑み返してくれた。その男の子の母親も、微笑んでいた。

 2時間たっぷり暴れ回って満足して娘たちが帰ってきた。すると娘たちの後を2歳ぐらいの女の子(アジア系、たぶん中国か韓国)がついて来た。この子としばらく遊んでいたらしい。その子の保護者の姿は見えなかったが、 ”遊んでくれてありがとう、私たちは帰るからね”  と言うとその子も ”バイバイ” と言って急いでどこかに走って行った。
 プレイグラウンドを出ようとすると、なんと!その子も靴をどこからか持ってきて私たちと一緒に帰ろうとするではないか・・・・・・・。するとその子の母親がそばにいて ”そうなんだ! 一緒に帰りたいんだ!” とその子の不可解な行動に納得してみんなで大笑いした。とても気さくなお母さんで ”もうかえるの?一緒に遊んでくれてどうもありがとう” と言ってくれた。

 ここアメリカは人種のるつぼといわれている様に、さまざまな人種の人が暮らしている。大人の社会においてはそれが良くない結果になることがあり、嫌な思いをすることが時々あるがこうして子供たちを見ていると救われる思いがする。

 小さな子供たちはみんな素直で明るい、人種の違いなんか気にしていない、一緒に遊び、一緒に笑い、そして一緒に帰ろうとする・・・・。

 子供たちの成長していく環境が、その子の価値観や人格を決めていくんだなとあらためて思った。

 差別のない社会、衣食住に困ることの無い生活環境、紛争の無い安全な社会、大切だよな。