レンズ到着

 9月28日

 先週末に心を決めて、一眼レフデジカメのレンズをぽちった。

 先月末のミネソタステートフェアーで沈黙してしまったCanon EOS Kiss X2の純正レンズEFS 18-55mm。

 これをどうするかはかなり悩んだ。なにせ、懐具合と相談して決めないといけなかったから。

 当初は、単焦点で明るいレンズを買おうかと思ったが、汎用性が無さすぎると思いズームレンズを検討することにした。早い段階で修理して使うという考えは捨てていたし。

 そしてどうせズームレンズなら超高倍率ズームにしようという話になる・・・・、私の頭の中で。

 もうこの時点で、懐具合は無視・・・・。

 さて、そうなるとキャノン純正ではなく、SigmaTamron

 ちなみに、SigmaTamronも日本のレンズメーカーだけれど、アメリカでも購入が可能。さすが日本メーカー。

 さて、どうしようとレンズのレビューを探しては読み、サンプル画像を確認して検討を続ける。

 そして、やっと、先週末ぽちったのが、Sigmaだった。


 値段は469ドル。これは日本で買うよりもかなり安いってのも購入した動機の一つ。

 先週末はNikon D3000で写真を撮っていたが、やはり、Kiss X2を復活させたほうがよいとの結論に達したのだった。

 そして今日、待ちに待っていたレンズが到着した。

 いつも通り、Amazon.comで注文し、配送はUPS

 段ボール箱の損傷はほとんどなく、安心したのもつかの間・・・、あけてビックリ。

 な、な、なんだ???? この緩衝材のつめ方は!!!!
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 案の定、段ボールと接していた部分につぶれた跡がある・・・・。
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 これだからAmazon.comUPSは嫌なんだよと毎回ぼやくのだが、これまでそれほど痛い目にあったことがないので相も変わらずAmazon.comを使っている。しかし、今回は壊れたか???

 さて開けてみましょう。
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 お! 日本語。ちょっと嬉しい。
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 お!! これならレンズは破損していないか。
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 大丈夫でした。
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 目に見える破損なし。しかし、かなりのGが何度かかかっていると思われるので今後が不安。

 レンズとレンズフード。
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 このレンズフードも付属しているってのが好印象。レンズは手にした瞬間、ずしっとくる重さ。なんだかいいモノ感が漂っている。

 さて、愛用しているEOS Kiss X2とレンズ達。
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 新レンズ、装着。
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 これまで使用していた純正レンズよりも太く、重い。
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 レンズフードをつけてみる。
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 実はこのPetal-type hood(花形フード)に小さなころからあこがれを抱いていた。

 左が純正レンズとそのフード。
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 この円筒形のフードは別売りだったのだけれど、実用性を考えて装着していたが正直言ってかっこが悪い。

 Sigma 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM を伸ばしてみるとこうなる。
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 う、長い。もう、Kiss X2が小さすぎてバランスが悪い。実際に構えてみても、レンズの重さとカメラ本体の重さがちぐはぐで、構えにくい。

 もうやけくそでスピードライト430EX2を装着。
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 ああ、もうカメラ本体の存在感なし・・・・。そして、この重量物を首から下げて、トレッキングに行けるのか?と少々不安になるが、その分、体を鍛えればいいことか???

 さて、実際に撮影してみよう。

 まず気になったのが、レンズの重さはもちろんのことズームリングが重い。滑らかに回らず、カメラを構える角度によって違うのだが、80mm付近でガクッと重くなる。あまりにズームリングが重いのでファインダーをのぞきながらズームリングを操作すると、まともに被写体をとらえられない。しかし、ズームリングが重いおかげか、レンズを下に向けても自重でぼよーんとレンズが伸びてくることはない。
 そして、フォーカスリングに指がかかっていると、AFが苦しそうにしている。これまでの純正レンズだとAFのモーターが強力だったためか、指が接触していても指を弾き飛ばすような力強さでAFが動作していたが、これまで通りの持ち方でこのレンズを持つとフォーカスリングの動きを阻害してしまう。これは私の手が大きいためもあるだろうが、これからしばらく慣れるまで悩まされそうだ。
 一方、肝心なAFの速度と精度、解像度、そして手振れ補正の性能は文句なし!!! まだ室内で数十枚撮影したぐらいなのでこれから印象が変わってくるかもしれないが、今のところ純正レンズに対して劣っているとは感じられない。しかし、純正ズームレンズのほうが絵がきれいとのレビューが多かったので、今後、検証していこうと思う。

 さて、今日のモデルはいつも通り三女。

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 スピードライトをバウンスさせて撮影。コンデジではこの味は出せない。それと、室内でも望遠が結構、楽しめることに気がついた。

 子供たちは、日々成長していく。彼女たちの貴重な子供時代をこのレンズとともに見守っていこう。


 ポチっとな、総括: 大満足

 今後の展開予想: たぶん新しいカメラ本体がほしくなる。